細木数子さんの六星占術:運命や相性を占う

生年月日から運命星を調べ、占命盤に照らし合わせ運命や相性を占います。

解説をとばす

運命星は、その人固有の星で、持って生まれた性格・適正などを知る重要な要素です。しかし、これだけではまだ移り変わる運気まで知ることはできません。六星占術では、人間一人ひとりの運気は、十二年周期で循環しています。十二年の中身は一年ごとに違っており、運気のよい年もあれば、極端に悪い年もあります。その十二年周期で一巡りする一年ごとの運気を、六星占術は、それぞれ<種子><緑正><立花><健弱><達成><乱気><再会><財成><安定><陰影><停止><減退>と名づけているのです。

盛運期と衰運期が人それぞれ違うわけですから、これを人と人との相性のうえから見ると、二人の運気がともによい年、片方だけがよくてもう一方が悪い年、二人とも悪い年など、年ごとに相性が変化していく、という現象も当然ありうるわけです。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋

占命盤
「占命盤」で何がわかるのか

「占命盤」は、あなた自身の、時間や月、あるいは年ごとの運命のエネルギーの状態を知ることのほか、さらに広く利用することができます。たとえば、あなたにとっての吉方と凶方、すなわち「方位」のよし悪しを読み取ることができます。

あなたの未来の運勢を占うときに、「いつ」どんなことが起こるというのは、そのときの運気(<種子><緑正><立花><健弱><達成><乱気><再会><財成><安定><陰影><停止><減退>)からわかりますが、さらに「どこで」という場所、方角もわかるわけです。

東西南北を、それぞれ卯、酉、午、子に当てはめます。すると、丑は北北東から北東、寅は北東から東北東、また辰は東南東から南東とみなすことができます。ほかの巳、未、申、戌、亥もすべて方向を示していることになります。

そして、その方向が<立花>なら、その人の運命を決定づけるようないいできごとが起こる方角。逆に、もしそれが<陰影>なら、運気が衰えて、とても危険な方向にあたることになります。

ですから、あなたが、これから新しく何かを始めようとする場合は、その年の運気だけでなく、この「占命盤」によって、その月の運気、方角も読んでからにしてください。

たとえば、土地を購入して家を新築するとします。その土地が、その人のいるところから見て、<乱気>や<陰影><停止><減退>などにあたる凶方位にあって、家の建つ月が“大殺界”の月だったとすると、間違いなく、家を建てたことによって、その家族は一家団欒とはほど遠い、さまざまなトラブルに見舞われ、崩壊していくことを意味しています。

逆に、その方角が<立花>や<達成><財成><安定>などの好運気に位置していれば、男性にとっては、家族の絆がいっそう深まり、幸せな家庭を築いていく可能性がひじょうに高くなるのです。

人間についても同じことがいえます。もしあなたが、<立花>の方角からやってきた人と<立花>の月に出会ったら、その人とはうまくいくでしょう。

しかし、もし<陰影>や<停止><減退>といった“大殺界”の方角から、あるいはそういった月に出会った人と結婚することにでもなれば、それは大変なことです。そういった月に出会った人との関係は決してうまくいきません。

「六星占術 運命と宿命」著:細木数子より抜粋

もっとも重視するのは自分の“大殺界”を知ること

さらに、他人との相性も「占命盤」は教えてくれます。たとえば、恋人やご主人、あるいは会社の上司など、相性を知りたいと思っている人の十二支を、あなたの「占命盤」上で見てみます。そして、そこに<種子>とか<達成><安定>などとある場合、その相手との相性は抜群です。

逆に<乱気>とか<停止><減退>など、“殺界”に属する運気が記されている場合、残念ながら相性はよくないということになります。

このように、「占命盤」は、あなた自身のなかにある小宇宙を映し出すホロスコープのようなものといえます。

そこには、あなたを中心にすえて見た場合の東西南北、すなわち平面の二次元の世界、それに上下空間が加わった三次元の世界と、さらには過去、現在、未来という時間の流れも含めた四次元の世界の、あなたを取り巻くあらゆる現象が映し出されるのです。

つまり、この「六星占術」を自分のものにできれば、自分を取り巻く宇宙の流れ、リズムをとらえ、人生に活かしていくことができるわけです。

あなたが持って生まれた自分の性格、運命、適性をしり、そして12年(月)という周期で訪れる運気の消長を事前につかみ、それに合わせて長期的な人生計画を立てることもできます。

また1年間のなかでも、運気の盛衰に合わせたスケジュールの配分を考え、いい方角で好運気を吸収して活力源とし、さらにあなたを取り巻く人間関係、すなわち夫と妻、親と子、嫁と姑、恋人、職場の上司や同僚、部下、あるいは取引先や共同経営のパートナーといった人たちとの、すべての相性を読みながら行動することができるのです。

それがどれほど実際の役に立つか、多くの人がさまざまな体験を語ってくださいますが、私がもっとも重視しているのは、やはり“大殺界”のすごし方です。

“大殺界”の魔力は、それほど強烈なものなのです。このことについては、これまで何度も、さまざまな本、雑誌、またテレビなどで触れてきましたが、具体的な事実を見せられるにつけ、そのことを強く感じます。

「六星占術 運命と宿命」著:細木数子より抜粋

大殺界
“大殺界”があるのは大自然の摂理

「六星占術」では、運命を読む際の最大のキーワードとして“大殺界”を強調してきました。しかし、ひと口に“大殺界”といっても、“日運大殺界”、“月運大殺界”、“年運大殺界”、“宿命大殺界”の4つがあります。

“日運大殺界”は、12日間のうち3日間、“月運大殺界”は1年(=12か月)のうちで3か月間、そして“年運大殺界”は12年のうちに3年間訪れるものです。これに対して“宿命大殺界”は人間の天寿=120年間に20年間訪れるものです。なにせ期間も長いので、その影響力たるや想像を絶するものがあります。

“大殺界”というと、その文字面(づら)もあるのでしょう、何かとてつもなく恐ろしいものというイメージがあります。

しかし、それは“大殺界”の一面であって、すべてではありません。たしかに、“大殺界”の期間はトラブルが発生しやすく、自分の力を十分に発揮することができなくなりますが、“大殺界”を迎えたときのルールさえ知っておけば、けっして不治の病のように逃げ道のないものではないのです。

“大殺界”についての法則は「六星占術」で教えています。つまり、12日間の3日、12か月間に3か月、12年間に3年、それぞれ“大殺界”という時期が訪れ、その人の人生に、いってみればストップをかけるわけです。

<陰影><停止><減退>の運気にあるときは、前に進もうと一生懸命になっても、泥沼に足をとられているような感じがして、なかなか前へ進めません。もがけばもがくほど、ますます泥沼は深くなり、そのうちまったく動きがとれなくなる・・・“大殺界”とはそんな時期のことをいいます。

自分が“殺される”のが“大殺界”です。自分であることに変わりがあるわけではありませんが、実際に、そのときの自分は自分でないのです。自分らしさがすべて失われているが故に、いつものように動こうとしても前に進めないという事態におちいるわけです。

こういうときに無理に前へ進もうとすると、かえって厄災を招きます。“大殺界”のときは、自分らしく振る舞ってはいけません。むしろ、自分らしくない行動をとったほうが賢明ですよと、私が申し上げているのはそのためです。

さて、まず“日運大殺界”ですが、こちらは日々のことですから、それなりに注意を払えばすむことです。大切なデートをわざわざ“大殺界”にあたっている日にセットすることはないでしょうし、大事な人と会うとき“大殺界”の日を避ける、といったレベルの注意でかまいません。

しかし、“月運大殺界”となると、いささか様相が変わってきます。たしかに、“年運大殺界”にくらべれば期間が短いので、その影響はそれほどでもないと思われるでしょうが、いちがいにそうともいえません。期間が短いだけに、“大殺界”的な現象が集中することも考えられますから、油断は禁物です。

いままで健康そのものだった人が急に体調をくずしたり、警戒心が強く、何ごとにも慎重な人が、はたから見ると信じられないような儲け話に安易に飛びついて詐欺にあったりするなど、「まさかあの人が・・・」という行動をしてしまうのが“月運大殺界”のときの特徴です。

また“大殺界”の期間は、たとえば、「いつもは気にもならないことが、どういうわけか気がかりで・・・」とか、「これまでわりあい我慢強いと思っていたのに、そのときに限ってカッときてしまった」といった精神状態になりやすいのが特徴です。むしろ、何かをしたくてたまらないという気持ちが頭をもたげてきます。

これは、“大殺界”の時期、感性がひじょうに鋭くなり、感情のたかぶりを抑えることができず、ともすると感情のおもむくままに行動してしまいがちだからです。

「最新版 六星占術 宿命大殺界」著:細木数子より抜粋

「六星占術」の“大殺界”は休息をとるべき時期

どんなにスタミナに恵まれた人であっても、ずっと休まずに働きつづけることは不可能です。かりに無理をして働きつづけたとしても、いい結果を残すことはできません。誰にでも周期的にやってくる“大殺界”は、長い人生にはときとして休息をとることも必要なのだということを教えてくれているものなのです。

ですから、会社でもめごとが起こったり、ひどい夫婦ゲンカになったとしても、とりあえず“休戦”するように心がけてください。

そのときには一大事のように思えても、“大殺界”が過ぎてみると、なぜ自分はあんなに感情的になったのだろうと不思議に思えてくるはずです。そして、あのとき自分を無理にでも抑えておいてよかったと思うに違いありません。

イライラしたりすぐに感情的になったりするのは、“大殺界”の時期だからだと自分に言い聞かせることもできます。原因さえわかれば、気持ちも落ち着き、冷静な対処の仕方も考えられます。そこに“大殺界”を知る意義があるといえましょう。

これに対して、“年運大殺界”はどうでしょうか。期間こそ違え、“月運大殺界”とまったく同じような状態におちいりがちです。ただ、3年間はやはり長いので、休むといってもそう簡単にはいきません。

ですから、この場合は、自分を極力、前面に出さないように努めてください。どんな人にも、自分らしく生きたい、のびのびと行動したいという本能があります。しかし、“大殺界”、ことに“年運大殺界”のとき、そうした思いにしたがおうとすると、かならずひどい摩擦が起こります。そのとき無理押ししたとしても、あとになって大きな後悔を招くだけです。自分をとにかく“殺し”、我慢・辛抱を言い聞かせてください。

いずれにしても、“大殺界”のときに自分がふだんの自分でなくなるのは、原因がはっきりしています。肉体と精神のバランスがくずれることから起こるのです。精神と肉体のどちらか一方がおかしくなれば、リズム正しい健康な生活を維持していくことがむずかしくなってしまいます。

“年運大殺界”の期間は、肉体も精神も、休めるようにしたほうがいいのです。逆に、“年運大殺界”の3年間を休まない人は、肉体と精神の疲れを癒す・・・つまりくずれたバランスを元に戻すことができません。

こうした精神状態にあるのですから、“大殺界”の期間は、新しくものごとを始めるのは絶対に禁物です。

とくに、会社をやめて独立開業するとか、結婚(あるいは婚約)する、海外に留学する、家を新築するなど、人生の転機となるような行動は絶対に避けてください。まずうまくいきません。流れに逆らって事を起こすわけですから、すべてが裏目に出てイライラするばかりです。そればかりか、そうした行動に出たがために新たな災いを招くことすらあります。

「最新版 六星占術 宿命大殺界」著:細木数子より抜粋

心身の疲れを癒し、信徳を積む

人生はよくマラソンにたとえられます。オリンピックに出場するような選手なら話は別ですが、マラソンでは記録や勝負という面より完走することが重視されますから、ペースの配分が何よりも大切となってきます。

42.195キロという長い距離を、ずっと同じペースで走りとおすのは至難の業です。そのため、ベテランのランナーは、周囲の状況を見ながら、自分にとってもっとも楽なペースで走ることがあります。俗にいう“流す”状態です。

“大殺界”の期間は、まさにこの“流す”状態にあたります。前に進むことより、嵐が通り過ぎるのをじっと耐える、言い換えれば、受け身の状態でいたほうがいいのです。

受け身といっても、それまでの活動を即座にストップすることではなく、自分なりにその範囲を限定して、エネルギーの消耗を最小限に抑えるように気をつけることなのです。

無理をせずに、過去9年間(9か月間)でたまった心身の疲れを癒し、“大殺界”の期間を“流す”ことによって肉体と精神のバランスを回復させ、次に訪れる新しい期間をまた元気に過ごす準備をするのが、“大殺界”にふさわしい生き方といえましょう。

あえて積極的な行動を起こすとすれば、自身の過去に思いをいたすということです。過去といっても、自分が生まれてからのこともありますが、それ以上に、自分をこの世に生んでくれた親、そのまた親(祖父母)、そしてさらに先祖のことを指します。真心を込めて先祖供養を実践することです。

それによって、五徳のうちの「信徳」を積むことができます。この時期に信徳を積むことは、“大殺界”の時期を無事に過ごす要因となるばかりではなく、“大殺界”が明けたときに、自分の人生に大きなプラスをもたらしてくれることにつながります。

さて、“宿命大殺界”は、これまでお話してきた「六星占術」の“大殺界”とは意味がまったく異なります。たしかに数字だけをくらべれば、120年間に20年間訪れるので、よく似ているように思われるかもしれませんが、これほど長い期間を、自分らしさを前面に出さずに生きることなどできるわけがありません。

また、通常の“大殺界”が誰にでも平等に訪れるのとは違って、“宿命大殺界”は一生のうちに訪れる人もいれば、訪れない人もいます。もちろん、厳密な意味では誰の一生にもあるのですが、“宿命大殺界”が訪れる年齢によっては、ほとんど意味を持たない場合もあるのです。

“宿命大殺界”は120年間に20年間やってきます。これは、天寿を120年とする考え方に由来するものですが、世界的な長寿国である日本人の平均寿命をみても、せいぜい80歳前後ですから、120年も生きることはまずありません。となると、かりに100歳から“宿命大殺界”が始まるという人がいても、実質的にはないも同然です。

さらに、同じ“宿命大殺界”でも、生まれてすぐの幼児期に迎える場合と、20代〜30代で迎える場合、あるいは60代〜70代で迎える場合とでは、それぞれ影響力に違いがあります。つまり、いつ“宿命大殺界”を迎えるかを知ることもひじょうに重要になります。

「最新版 六星占術 宿命大殺界」著:細木数子より抜粋

“大殺界”のときはどのようにして過ごせばいいのか
  1. とにかく自分を“抑える”ように努めること。
  2. 自分と相性の悪い人とつき合うこと。

この2つが“大殺界”の魔力を多少なりともダウンさせる方法なのです。

  1. 「自分を抑える」というのは、要するに、自分の運命星らしい生き方をしないことです。
  2. 「相性の悪い人とつき合う」とは、“毒を以って毒を制す”といった意味合いです。

いつも陽気で明るく、派手好きな金星人であれば、できるだけ控えめに振る舞い、おとなしく、あまりあちこち出歩かないようにするのです。化粧もグンと抑えた地味な感じにし、ファッションも派手なものは避けたほうが賢明です。すると、そのときの「心」の状態とマッチし、浮いた感じがしないで済むわけです。

土星人は理性的・常識的な行動が多いのが特徴ですが、この逆の生き方、つまり、感情的で突拍子もない行動をとるようにします。

また、ふだんから生真面目で几帳面な木星人の場合は、わざと大ざっぱに振る舞うようにしてみてください。あまり細かいことは気にせず、「何とかなるさ」ぐらいに構えていることです。

そうすることによって、運命のエネルギーを奪おうとする“大殺界”の魔力は、かなり弱めることができます。

なぜなら、“大殺界”はあなたの運気がマイナスに転じることを意味していますから、そのマイナスに対して、もうひとつマイナスを持ってくれば、プラスに変わるのです。いままであなたに幸運をもたらしていた自分の運命星的な生き方を続けていたのでは、マイナスの度合いは強まるばかりです。

しかし、それと正反対の生き方をしようとすれば、「自分を殺さ」なくてはなりません。「殺す」ということは明らかにマイナスですから、それを徹底しておこなうことが、かえってあなたにはプラスに作用するというわけです。その意味でも、自分がどんな運命を持った、またどんな特質を持った星のもとに生まれついているのかを知ることが、大切になってくるのです。

また、積極的に事を起こさないようにすることも大事です。結婚、就職、転職、引っ越し、出産、転校、事業を興す、お店を開く、家を建てる、マンションを買う、あるいは改名など、あなたの一生を左右するようなことは絶対に避けましょう。

それなのに私たちは、自分の思うようにならないと、焦りが出てきて、ついつい無理な行動をしがちです。

そして、それが逆に自分を苦しめるのです。自分ひとりが苦しむだけならまだいいのですが、ヘタをすると、周りにまで大きな迷惑をかけてしまうことになりかねません。そのときになって後悔しても、どうしようもないのです。

“大殺界”のときは、一度判断をあやまると、連鎖反応的に次のあやまちを誘発してしまいます。そればかりでなく、ますます間違った方向で考えることになってしまい、さらにあやまちを犯す結果になってしまいます。いわゆる悪循環におちいってしまうのです。

こうなると、その人の生活は次から次へと難題がふりかかってきて、最後は自分を完全に見失い、悲惨な結末を迎えることもあるのです。

こうした悲劇を防ぐには、「因果の法則」について知らなければなりません。「因果の法則」というのは六星占術の原理・原則を成すものです。

「六星占術による各星人の運命」著:細木数子より抜粋

因果の法則
「六星占術」は、不運を予知するための科学

「六星占術」は、みなさんもご存知のように、ひとりひとりの人生のスケジュール表みたいなものです。いついつどんな運気が来るのかということが一瞬のうちにわかるからです。

さらに他人とどのようにして付き合っていったらいいかということも、相性(地運)、相性運(天運)を読めばわかります。相性を、動的な面と静的な面という2つの角度からとらえた占いは、「六星占術」しかありません。その「六星占術」を利用すれば、人生の途上で、いつ結婚したらいけないのか、引っ越しをしてはならないのはいつかといったことがわかりますから、人生でつまずくことはありません。

あらかじめ悪い時期が来るのを予知しているのと、そうでないのとでは、その対策を打つのに、天地雲泥の差が出てくることは火を見るよりも明らかです。その意味で、「六星占術」は、人生の強い味方であるといえます。

“大殺界”の時期には、新しくものごとをスタートさせてはならない・・・これが「六星占術」の鉄則です。また、“大殺界”の相性の人とは恋をしたり夫婦になったりしないというのも、守っていただきたいことのひとつです。しかし、だからといってただ受け身的に、では好きになるのも結婚するのもやめようというのではあまりに安易な生き方ではないでしょうか。

私が「六星占術」はひとつのテクニックですよ、道具ですよと申し上げているのは、そういう意味なのです。たしかに、今年は“大殺界”だから、何もかも取りやめにするというわけにはいきません。だとすれば、どう工夫したらいいか・・・。それを考えるのはあなた自身なのではないでしょうか。

「六星占術」をもとに自分(たち)の“大殺界”の時期を知ったら、どのような対策をあらかじめ講じておけば、ダメージを最小限におさえることができるか。それくらいのことを考えなければ、生きている意味がないといっていいでしょう。そのときものをいうのが「因果の法則」、中でも先祖供養の実践です。

しかし、多くの人は残念ながら、それと「六星占術」とを切り離してしまい、「六星占術」は「六星占術」、「先祖供養」は「先祖供養」というように、それぞれバラバラに実行しているのです。

これでは、人生の最高の目的である「徳」を積むことはできません。「徳」を積まなければ、先祖の加護を受けることもできません。その結果、人生の歯車がだんだんズレてきて、最後には取り返しのつかない事態を招いてしまうのです。

「六星占術」はたしかに運命予知のための科学ではあります。しかし、科学というのは、しばしば指摘されるように、使い方を誤ると、とんでもないことになってしまうのです。原子力エネルギーがその典型です。使い方しだいで、結果はまったく逆の方向になってしまいます。

それと同じように、「六星占術」もまた、使う人の心がどこにあるかによって、人生の中で果たす役割がまったく違ってきます。

「新・六星占術の極意(因果の法則)」著:細木数子より抜粋

「因果の法則」にしたがっていたら“大殺界”の時期も怖くない

“大殺界”の時期も、その人が「因果の法則」にのっとった生活を送っていれば、それほどの混乱はありません。というのも、先祖を供養しておけば、その加護が期待できるからです。

たしかに“大殺界”の運気がその人を襲うことに間違いはありません。運命のエネルギーも当然、低下します。しかし、だからといって即、その人のエネルギーが完全にダウンしてしまうかといったら、そうでもないのです。

先祖の徳があなたの身にふりかかってきて、比較的楽に“大殺界”を過ごすことができるでしょう。これは、「因果の法則」にしたがうことで自然・・・宇宙のリズムと一致し、もっとも効率のいい、しかも無理のない生活が実現するからです。

その結果、“大殺界”の時期に特有の、生命の曇り現象も多少は押さえられます。“大殺界”の時期に特徴的なのは、とにかく悪いほうへ悪いほうへと、ものごとが進んでいくことです。

一度判断を誤ると、連鎖的に次の過ちを誘発します。そして、ますます間違った方向で考えることになり、さらに誤りを呼ぶことになるのです。いわゆる悪循環に陥るわけです。

こうなると、次から次へと難題が出てきて、最後は自分を完全に見失ってしまい、悲惨な結末を迎えることもあります。こうした悲劇を防ぐには、「因果の法則」にのっとって「徳」を積むこと以外ありません。本人がそのことに気がついていなくても、周りの誰かが気づけばいいのです。

これに対して、「因果の法則」にしたがっていると、ここぞというときに先祖の加護が働きますから、悪循環に陥る心配はありません。どこかで歯止めがかかり、それ以上悪くなるのを防いでくれるわけです。

「新・六星占術の極意(因果の法則)」著:細木数子より抜粋

「六星占術」だけでなく、いまや「因果の法則」で生きる時代

「因果の法則」が優れているのは、人間社会の本質をズバリついているからです。世の中の本質とは、何度も申し上げますが、人間と自然・・・宇宙が一体のリズムのもとに動いているということです。

そしてそれは歴史のうえでもきちんとつながっていて、そのつながりを無視した生き方をしていると、その人自身、またその人の血を引いている家系の人すべて、たいへんな苦労を背負い込むことになるからです。

そうした苦労は、「六星占術」によっては逃れることができないものです。ですから、いまだに占いに固執しすぎている人がいるなら、それはすこし考え方を改めたほうが賢明でしょう。自分の人生を切り開くのは、自分以外には誰もいません。その単純明快な原理を踏みはずして、なんのための占いでしょうか。

しつこいようですが、占いは、あくまで手段にしかすぎません。人生における運命周期の移り変わりをきちんと見極め、その流れを読みながら、自分の行動の参考にしていくのが本来の目的です。それだけで自分の人生がなんとかなるなど、とんでもない思い違いといえましょう。しかし、女性の多くは、ともすると占いだけで自分の行動を律していこうなどと考えるのです。

それ以上に私が心配なのは、人生そのものに対して消極的になるということです。前向きに取り組んでいかなければならない人生なのに、占いでこういう卦が出ているから・・・・・・というのでは、なにも前進しません。

たしかに「六星占術」で運気を読むことは重要ですが、だからといってそれだけで人生にかかわっているというのでは、いったい誰の人生かということになってしまいます。

その意味で、「六星占術」を上手に使っていくことが非常に大切になってきます。「六星占術」に使われていては仕方ありません。

私たちの弱いところは、何かに頼らずにはいろいろな判断が下せないことにあるのではないでしょうか。その頼る対象のひとつとして占いがあるのでしょうが、なぜ、もっと積極的で前向きな人生を自分の努力で築いていこうとしないのでしょうか。これでは、「六星占術」の「六星占術」たる意味がなくなってしまいます。

結局、「因果の法則」を知らないばかりに、ものごとの根本原因が見えず、表面的なことにとらわれて右往左往しているというのが、多くの人に共通した現象でしょう。

実際、たいていの人がどこかで「因果の法則」をおかしていると思います。しかし、そのことに対してお詫びをしたうえで、自分の先祖に対して心の底からの感謝の一念をぶつけ、自分にどうか加護をくださるようお願いしている人がいるでしょうか。

残念ながら、私はいないと思っています。そういうことをするのに、現代人は、あまりに傲慢というか、自分の力を過信しているのです。これでは、「六星占術」がその真の意味を失ってしまう恐れがあります。「六星占術」は決して遊びなどではありません。誰がなんといおうが、れっきとした科学であり、人生のスケジュールを決めるための“羅針盤”なのです。

「新・六星占術の極意(因果の法則)」著:細木数子より抜粋

一念をいかに強く持ち続けるか、が大切

「因果の法則」とは心の世界といい換えることができます。「心の世界」というと、すぐに宗教のことを思い浮かべる人もいるようですが、必ずしもそうではありません。

「信念」という言葉があります。この信念も「信ずる念」と書くように、人間が生きていくうえでかなり重要な部分を占めていると、私は思っています。しかし、この信念も、置きどころを間違えると、なかなか事がうまく運びません。自分のエゴイズムにとらわれた信念しか持っていない人は、結局「因果の法則」を踏みはずすことになってしまい、まっとうな人生を歩むことができなくなります。

では、どこに自分の信念を定めていけばいいのでしょうか。仏教では、人間の一念は一日で八億四千万の様相を示すと説かれています。要するに、無数だということです。一念というのは、うれしいと思ったり、悲しいと思ったり、また暑いと思ったり、寒いと思ったりなどという、一瞬一瞬の心の動きのことですが、こうしたことのトータルがその人の霊(たましい)を徐々に形づくっていきます。つまり、いつも人のことをうらやましいという思いで見ている人は、そうした一念の集積として、卑屈な性格の持ち主になっていくということです。

また、自分のことばかりを気にして、人のことなど一切考えないという人は、どうしてもそうしたエゴイズム的な発想に基づいた行動しかとれません。当然、人から信頼されることもないでしょう。同じように、いつも「因果の法則」を念頭において、先祖に対する供養のことを意識している人は、そうした一念心の積み重ねが、その人の性格・言動に出てきます。それはそのまま、霊にも反映します。

その結果、多くの人から信頼をかちえ、順風満帆な人生を歩むことができるのです。いつもその人には、先祖供養による見返りがあるのですから、これは当然のことといえましょう。

私たちが生きていくうえで、自分で自分が信じられなくなったら、もはや自分の人生ではありません。自分というのは、人生においては、たとえていうなら、「城」のようなものです。その「城」の主はいったい誰かといいますと、心なのです。その主=心がぐらついていては、その人の城つまり自分そのものもまた、ぐらついてしまいます。

結局、主である心、すなわち一念をいかに強く保つか、それが問題になってくるわけです。心が強固なときは、「因果の法則」の原理で、私たちの人生は先祖の加護を十二分に受けられます。

その結果、磐石な人生が形づくられていくのです。逆に、その心がひ弱なとき、すなわち先祖に対する報恩・感謝の思いが薄らいでいるときは、残念ながら人生もまた、影の薄いものとならざるを得ません。

「因果の法則」というのは、決して形式的なものではありません。いくら口で「因果の法則」が大事だと唱えていたとしても、その実行に向けての熱き思いがなければ、なんら成果を期待することはできないのです。

どんな難局が自分を襲おうが、それに臆することなく、先祖に対する感謝の一念を燃やしながら生きていけば、必ず活路が開けるものです。これは単なる精神論で申し上げているのではなく、事実のうえでそうした結果が出ているからこそ、私も確信を持ってお話しているのです。どうかみなさん方も、先祖に対する報恩・感謝の一念を一刻も忘れることなく、自信を持って生きていっていただきたいと思います。

私が、ことあるごとに「因果の法則」が大事ですよと説いているのはそうした思いがあってのことなのです。

そうした心が深い人は、たとえ“大殺界”になろうと、それほど心配ありません。もちろん“大殺界”がなくなるということではありません。しかし、苦境にあっても、必ずその人を守ってくれる防波堤のような人が出てくるとか、あるいは被害が最小限ですむなど、先祖の加護が受けられるのです。

あなたも、「六星占術」で運気のよしあしに一喜一憂するだけでなく、常にそうした先祖に対する熱い思いを忘れずに毎日を送っていただきたいものです。

「新・六星占術の極意(因果の法則)」著:細木数子より抜粋

因果の法則
  1. 人間がいま生きている世でしていることはすべて来世の因になる
  2. 現在どんな生活を送っているかはすべて、過去の因で中身が決まる
  3. 宇宙のリズムと生命のリズムが一致したとき、初めて人間は幸せな生活を送ることができる
  4. 子供とつくったまま離婚し、前夫との間にできた子の先祖を供養しないと、子孫に重大なトラブルが起こる
  5. 離婚した妻が長男を連れて実家に戻ると、長男の魂は行き場を失う
  6. 養子の先祖がいると、まっとうな死に方ができない子孫が出る
  7. 養子の先祖がいると、結局は子孫が途絶えることになる
  8. 分家をする際には本家から先祖代々のみたま分けをしてもらう
  9. 婿養子に行った先では、自分の生家の先祖供養をしないと、子孫に災厄を招く
  10. 遺産相続のためだからといって、孫と養子縁組をすると、醜い争いが起こる
  11. 養子縁組をすると、その子孫が若死にする可能性が高い
  12. 「因果の法則」を踏みにじった報いは孫の代に出てくることが多い
  13. 霊能師では、因果の法則にのっとった厄除けはできない
  14. ときには、浮気相手の怨念が、子孫末代に影響を及ぼすことがある
  15. 先祖に不慮の死を遂げた人がいると、子孫も同じような死に方をする
  16. 自殺した先祖がいると、子孫は地獄の苦しみを味わう
  17. 先祖に、理由はなんにせよ人の命を奪った経験の持ち主がいる場合にも、子孫に大きな影を落とす
  18. 水子供養を人まかせにすると、下半身に病気を抱える
  19. 私生児は、自分の先祖を見つけて供養しないかぎり、造悪の因果を背負ったまま生きていくことになる
  20. 一度でも「因果の法則」をおかすと、何度も繰り返しやすくなる
  21. 「因果の法則」を知らなかったからといって、一度おかしてしまった因果が軽減されることはない
  22. 先祖は、子孫の行動を一挙手一投足にいたるまで見守っている
  23. 生命の境涯が低いと、自分の周りにも同じように境涯の低い人しか集まってこなくなる
  24. 人間と自然・・・宇宙とは一体だととらえるのが「因果の法則」の基本
  25. 先祖供養をないがしろにする新興宗教には、気安く手を出さないほうが無難
  26. 先祖が成仏できるかどうかは、すべて残された人の一念で決まる
  27. 臓器移植を受けると、臓器のもとの持ち主の因果まで背負うことになる
  28. 先祖の積んだ因果は、子孫で清算する以外、解決する方法はない

「新・六星占術の極意(因果の法則)」著:細木数子より抜粋

このページは、細木数子さんの著書 「最新版 六星占術 宿命大殺界」 「六星占術 運命と宿命」「新・六星占術の極意(因果の法則)」「新★自分を生かす相性・殺す相性」「六星占術による各星人の運命」をもとに作成しております。読み込み不足で至らない点も多々ございましょうが、寛大なお心で使っていただければ幸いです。

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図1.占命盤
占命盤
運命星 運気
水星 12月 子(+)  
1月 丑(-)  
木星 2月 寅(+)  
3月 卯(-)  
天王星 4月 辰(+)  
5月 巳(-)  
火星 6月 午(+)  
7月 未(-)  
金星 8月 申(+)  
9月 酉(-)  
土星 10月 戌(+)  
11月 亥(-)  
知りたい年月の運気
運気
   
運気
   
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
占命盤
運命星 運気
水星 12月 子(+)  
1月 丑(-)  
木星 2月 寅(+)  
3月 卯(-)  
天王星 4月 辰(+)  
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7月 未(-)  
金星 8月 申(+)  
9月 酉(-)  
土星 10月 戌(+)  
11月 亥(-)  
知りたい年月の運気
運気
   
運気
   
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
運命星の解説
運命星 解説
土星人
(どせいじん)

端的に言って、土星人は“心の世界”に住んでいます。理想が高く、したがって現実正解にはなじみにくい、という宿命を負っています。土星人は、まず、何ごとにつけても、白黒をはっきりさせないと、納得できない面があります。潔癖な性格で、正義感にもあふれ、実利よりも名誉を重んじる硬骨漢なのです。よく言えば“理想主義者“、悪く言えば“唯我独尊“タイプです。

自己主張が強く、プライドも人一倍高いため、自分の気に入らないことや、気に入らない人物に対しては、辛辣な言葉で攻撃します。思ったことは、相手かまわずポンポン言うため、“正直者”という評判とは裏腹に、恨みを買い、仲間はずれや左遷の憂き目にあうことも少なくありません。

本来の土星人は、とても温厚な平和主義者ですが、自らの“筋”を通さねばならないときには、剣をふるってでもわが道を通すというしたたかさを内に秘めています。しかしいずれにせよ、土星人は駆け引きのできない一刻者です。土星人は一生涯、土星人の内面に息づいているもう一人の多感な自分と闘いつづけなくてはなりません。

家庭運・結婚運については、土星人でも陽(+)と陰(-)とで、かなり違いがあります。陽(+)の人は、家庭を大切にし、子どもを可愛がります。何かにつけて外の世界では、あつれきの多い土星人としては家庭が唯一の救いとなるでしょう。

ところが同じ土星人でも陰(-)になると、子どもができると、仕事に対する集中力が薄れるなど、仕事と家庭とのバランスがうまく取れなくなる傾向があります。概して、家庭をあまり大切にしないようです。同様に結婚運にしても、陽(+)の人はとくに良くも悪くもなく問題はないのですが、陰(-)の人は結婚運が薄いので、縁があれば、早いうちに身を固めないと、独身で終わる可能性があります。適齢期の過ごし方が一生の運気を左右する、といっても過言ではありません。

土星人のセックスを一言で言うと、男性は典型的なムッツリ助平タイプ、女性はカマトトタイプです。というのも、土星人は、根はとってもセックス好きなくせに、セックスを何か不潔なことといったふうに捕らえる矛盾した観念を持ち、即物的に“遊び”でセックスすることを、いさぎよしとしないのです。それに、お体裁屋の面もあるため、お酒を飲んで酔っ払った相手が、ベッドを共にしたいといっても、据え膳を食わずにその場を立ち去ってしまうことも少なくありません。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋

土星人の占命盤を見てください。陽(+)の人も陰(−)の人も共通して“大殺界”になっているのは「戌」「亥」です。これは天地と東西南北でいうなら中央(地)となります。

これは何を意味しているのかといえば、中央は「家系の流れ」「現在」「自分の心を支えてくれるもの」です。中央が”大殺界”になっている土星人は、だからこそ、家系の流れが止まっており、現在の生活に満足することができません。また、自分の心を支えてくれるものがないということになります。

土星人は、物質の世界ではなく精神の世界に住んでいます。また、理想が高く、現状に満足することがなかなかありません。そうでないと怠けてしまうところがあり、これはむしろ天佑ともいえます。

また土星人は人一倍、責任感が強く、“筋”を通さなければ納得できません。ですから、一度頼まれた仕事は、体をこわすようなことがあったとしてもやりとげるでしょう。しかし、そうしたものが高じるあまり、周囲からは融通のきかない頑固者と思われてしまいがちです。かといって、周囲の評価を気にして、そうした考えを変えるかといったら、そういうことはまずありえません。

さらに土星人は、家系の流れを受け止められない、つまり先祖の恩徳が少ない面があります。むしろ、そのことを生かして、先祖が残したものにとらわれることのない、まったく新しい世界、家風をつくったほうがいいともいえます。そうした生き方を貫くことによって、土星人の運命のエネルギーは完全燃焼し、幸せを一身に受けることができます。

潔癖な土星人は、人付き合いが苦手です。そのかわり孤独に強く、だれの干渉も許さない“自分の世界”を持っています。ですから、一匹狼的色彩の濃い職業が適しています。その場合、まったく目新しいものをつくるより、何かにヒントを得て、それに独特の加工をほどこすのが得意です。

理知的で向上心の豊かな異性に心ひかれる傾向が強い土星人ですが、プラトニックな関係で終わってしまうことも少なくありません。これは、相手が考えていることをあれこれ深く考えすぎるためです。

「六星占術 運命と宿命」著:細木数子より抜粋
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金星人
(きんせいじん)

金星人は、一言で言うと、行動の星で“せっかちな自由主義者”です。こよなく自由を求め、何ごとにつけ、合理主義にのっとって行動します。理屈に合わないことは絶対にしようとしないし、古き伝統とか、迷信などというものもあまり信用しないのが金星人です。ですから、現代的センスにあふれています。流行にとても敏感で個性的なお洒落をします。

ただし、こうした行動力の反面、ものごとを深くじっくり考えたりすることは苦手で、どうしても、人間的な軽さがつきまといます。ふだんは“便利屋”として重宝がられるのですが、ここ一発、という人生の肝腎なところでポカをやるし、また、ポカをやりそうな不安を人に与えるので、真の信頼がなかなか勝ち得られません。

行動的で束縛を嫌う金星人は、家庭に落ち着くことはあまり好みません。結婚にしても共働きや別居結婚のような、たがいに干渉しない方向を強く望みます。それに金星人は、もう一つ、深く思索することが不得手です。結婚となると、相当深く、おたがいの心のありようを分析し、慎重に結論を出さなければなりませんが、金星人にはそれができません。ですから金星人が結婚するケースは、長い春の末にやむなく結婚するか、ごくあっさり知り合って即結婚、という両極端の形が多いです。

もしあなたが、金星人の相手を好きになったら、そして何がなんでも結婚したいと考えたら、有無を言わさず押しかけ、強引に結婚にこぎつけることです。そして結婚した後は、いかにも夫婦然とした態度を取らないで、いつまでも友人か恋人然とした関係を保たなければいけません。束縛すればするほど、家庭という折の中から逃げ出していくのが、遊び上手な金星人です。

遊びの星の金星人の資質がいかんなく発揮されるのは、男女の営みにおいてです。はっきりいって、結婚のような古典的な形式的なことよりも、自由な恋愛を楽しみたい。それも多くの人と、セックスがらみの恋愛をしたい、というのが金星人の本音でしょう。女性の場合、こうしたおおらかな面が出過ぎて、男性をガッカリさせることもありますので注意が必要です。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋

金星人の占命盤を見てください。陽(+)の人も陰(−)の人も共通して“大殺界”になっているのは「申」「酉」の方向です。これは天地と東西南北でいうなら西となります。この西というのは、「補佐役の場所」であり、「配偶者の場所」であるとともに、「家庭(休息の地)」であることを示しています。

ところが、金星人の場合、この方角が“大殺界”になっていますから、こうしたものとは縁がないというか、欠けているということになります。つまり、金星人は家庭が安住の場ではなく、補佐役に恵まれず、また配偶者との縁も薄い、仮に結婚しても家庭に落ち着かない、奥さん(ご主人)を大切にしないということがいえるわけです。

また、古き伝統とか迷信などといったことを信用せず、理屈に合わないことは絶対にしようとしません。女性も、結婚したあと家庭に入るより、仕事を続ける場合がほとんどでしょう。ただし、親孝行の気持ちはひじょうに強く、先祖の供養などはよく心がけます。しかも、心がけるだけでなく、行動でそれを表現するところがあります。

さらに、金星人は、補佐役に恵まれないところがあります。そのため、仕事などを任せられると、ほかの人をいっさいアテにすることなく、自分のペースでどんどん進めていってしまいます。人がのんびりしていようものなら、横から出てきて、さっと取り上げ自分の力でやってしまうようなところがあるのです。

これはいい換えれば、自分がスターでいないと満足を得ることができないことを意味しています。「占命盤」を見るとわかりますが、西の方角が“大殺界”であるために、休息ということを知らない金星人は、忙しい状態でないと落ち着かないところがあります。

外面のよさから、金星人ほど営業に向いている星人はないといっていいでしょう。もちまえの個性的なファッション感覚、すぐれた美的センスから、ファッション関係や芸術分野で成功をおさめることができます。

行動的で束縛を嫌う金星人は、家庭に落ち着くことをあまり好みません。結婚しても、お互いに干渉し合わない関係を望みます。また、女性の場合、晩婚の傾向があり、生家にずっと居つくなど、実家との関係がいつまでも強いのも特徴です。結婚したら、できるだけ実家と遠く離れた場所に住んだほうがいいでしょう。

「六星占術 運命と宿命」著:細木数子より抜粋
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火星人
(かせいじん)

火星人は“知恵の世界”に住み、マイペースでプライドが高く、反骨精神が旺盛です。しかし、その行動において“奇人・変人”が多く、まわりから理解されない傾向があります。火星人は、初対面の人に対して、とても“人見知り”をします。これは多分に火星人の中にあるプライドの高さや、警戒心の強さが影響しています。つまり、プライドが高いために、人に腹をさぐられたり、自分の考えていることを先回りして指摘されるのが何よりも嫌いですし、人から干渉されるのも大嫌いなのです。

また、“知恵の世界”に住むだけに、物事を深く考えすぎたり、警戒心も強く、そのため、心の底で思っていることを、なかなか人に明かそうとしません。本音と建前をうまく使いわけ、相手の質問をはぐらかして楽しんでいるようなところがあります。

ところで、火星人は「水守の星」と呼ばれ、“水”は火星人の人生を大きく左右します。というのは、占命盤を見るとわかるように、火星の向かいには水星があり、その中に、火星の<達成>の年があるからです。火星人が、目的を達成するためには“水”は不可欠の要素といえますが、また、身を滅ぼすのも“水”なのです。

家庭運・結婚運は、陽(+)の場合は、男女とも、比較的家庭に落ち着きやすく、結婚する年を誤らず、運気のいい年に結婚しさえすれば、うまくいきます。とくに、子どもができると、それを中心に家庭を大切にします。家庭運のそれほど強い星ではないので、陽(+)の人でも、結婚時期を誤り、仮に殺界期に結婚したりすると、結婚〜離婚を繰り返すことにもなりかねません。

さらに陰(-)の人は、結婚運そのものにあまり恵まれません。恋愛しても、それが結婚に結びつかなかったり、何かの障害によって挫折したりするのです。よしんば、結婚しても、すぐに離婚したり、子どもに恵まれないなど、いわゆる一般的な幸せな家庭生活とはいささか縁が薄いようです。

火星人のセックスの傾向は、家庭運の場合と同様に、陽(+)と陰(-)とで、かなり際立った違いがあります。まず、陽(+)の人はそれほどでもありませんが、陰(-)の人は、強烈なスタミナを発揮します。男性の場合、文字どおり“精力絶倫”といってよく、一人の女性とのセックスだけではとても満足できません。結婚しても、かならずといってよいほど外に女性をつくり、それも気位の高い女性を求めるため、問題が公然化し、大ヤケドをすることが多いのです。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋

火星人の占命盤を見てください。陽(+)の人も陰(−)の人も共通して“大殺界”になっているのは「午」「未」の方向です。これは天地と東西南北でいうなら南となります。この南というのは、「目下の場所」であり、「子どもの場所」であるとともに、「精神の未来/出発地」であることを示しています。

ところが、火星人の場合、この方角が“大殺界”になっていますから、こうしたものとは縁がないというか、欠けているということになります。

火星人の場合、「占命盤」を見るとわかるように、南の方角が“大殺界”になっていますから、目下の者との縁がよくありません。子供との折り合いが悪かったり、部下に恵まれないところがあります。むしろ、よき目上の人を得ると、力を十分に発揮します。

別のいい方をすると、先祖の恩徳の流れが自分のところで止まるということです。子供が仮にいたとしても、自分の力、あるいは先祖の力が伝わりません。あなたのところでストップしてしまいますから、子供も親の力を頼ることができなくなります。家系の流れの最後の役割を受け持っているのが火星人だといえましょう。

ですから、必然的に、子供のいない人のほうが人生全般うまくいく傾向があります。子供が多ければ多いほど、火星人の運命のエネルギーは低下していきます。そして、視野が狭くなり、頑固になっていくのです。

火星人が目的を達成するには“水”が不可欠の要素で、船舶関係などの仕事は向いています。また、タレント、芸能界、編集、ジャーナリストなどの自由業、さらに、飲食関係など、いわゆる水商売も火星人向きといえましょう。組織的な適性がさほど問われることのないエンジニア、技術関係、教育関係、学術の世界などの仕事も火星人のものです。

プライドが高く理知的なせいか、これと思った相手にも、なかなか気持ちを伝えることができないため、女性の場合、婚期を逃す人が少なくありません。結婚するなら、できるだけ若いうちにお見合いで決めてしまったほうが得策かもしれません。結婚しても、子供に束縛される生活を嫌い、子供をつくらない人も多いようです。

「六星占術 運命と宿命」著:細木数子より抜粋
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天王星人
(てんのうせいじん)

六星占術では、土星は“天(中央)の星”天王星は“地の星”といいます。すなわち土星人が、中天の形のないもの、精神的なものを心のよりどころにするのに対し、天王星人は人間好きで、この地上に生き、現実直視で物質的、実質的なものを優先して考えます。そして、生まれつき愛情が豊かで、優しい心の持ち主です。換言すれば、土星人が“精神の世界”に住むのに対し、天王星人は“愛情の世界”“現実の世界”に住んでいるわけです。

ですから、卑近な例でいうと、土星人は人とつきあうのに“心のふれあい”を大切にします。贈り物でも、心がこもっているかどうかが肝腎なのです。が、天王星人の場合は心よりもモノです。感謝の心も形にあらわれてこそ、はじめてよしとするタイプなのです。とはいえ、もともとが根っからの楽天家で、人からも好かれ、周りには大勢の人が集まってきます。しかし、どちらかというと、理性や知性よりも、感情や人情を優先して生きるタイプですから、性格的には優柔不断でルーズです。事実、部屋の中の整理整頓のへたさ加減や、だらしなさの目立つ人の多くは天王星人です。

愛情豊かな天王星人は、概して家庭運には恵まれています。ただ、男性の場合、高尚な女性とか“いい女”とは、ほとんど縁がありません。また、男女ともに、周りの人の反対する結婚をしがちです。

天王星人がとくに気をつけいなければならない点は、結婚の時期です。殺界に入っているときの結婚は、他の星人以上に避けなければなりません。というのは、優柔不断で主体性に欠ける天王星人にとって、唯一ともいえる武器・財産は、人間関係であり家庭です。したがって殺界期による不調の波も、ここを重点的に襲ってきます。

また天王星人は、ただでさえ愛情が深いのですが、これにだらしなさが重なると、異性間のトラブルに巻き込まれる危険性が出てきます。男女を問わず、不健全な男女関係やみだらな交際、それに、もう当然離婚してしかるべきはずの夫婦関係を、いつまでもズルズルと引きずっていく人には、この天王星人がじつに多いのです。

天王星人は、例外なくセックス好きな快楽主義者です。根っからの楽天主義が男女の営みの局面では快楽を貪る形で出るわけです。異性の肌に触れている瞬間こそ、天王星人がもっとも充実しているときですから、そのセックスはきわめておおらかに、当たるを幸いにプレイしまくるといった浮気性の人が多いのです。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋

天王星人の占命盤を見てください。陽(+)の人も陰(−)の人も共通して“大殺界”になっているのは「辰」「巳」の方向です。これは天地と東西南北でいうなら頂点(天)となります。この頂点というのは、「自分自身の心」を示しています。

ところが、天王星人の場合、頂点が“大殺界”になっていますから、こうしたものとは縁がないというか、欠けているということになります。ですから、天王星人の場合は、自分自身の心がないために物質偏重の考え方におちいりがちです。

愛情豊かで、やさしい心の持ち主である天王星人は、困っている人を見ると放っておけない博愛主義者です。と同時に、人との争いごとを好まない平和主義者でもあります。土星人が“精神の世界”に住むのとは対照的に“情愛の世界”に住んでいるからです。ですから、自分に愛情を注いでくれる人なしには生きていくことはできません。

ただ、土星人が精神的なものを心のよりどころにするのに対して、天王星人は、物質、実質的なものを優先して考えています。これは、天王星人の場合、図1〜3を見てもわかるように、頂点が“大殺界”になっているからです。頂点というのは「心」を意味しているのですが、それが欠落しているため、なんとかして心をかたちづくっていこうともがく・・・それが天王星人の一生といっていいでしょう。

ただ土星人とは正反対に、何ごとにつけても、理論や理屈では納得せず、あくまで現実の行動、実践を通じてのみ、心をつくっていくところがあるのです。そういった意味では“現実の世界”に住んでいるともいえます。

ですから、土星人が人と付き合うのに“心の触れ合い”を大事にし、贈り物でも心がこもっているかどうかを重視するのに対して、天王星人は心よりも物を重視します。感謝の心も形にあらわれてこそ、はじめてよしとするタイプなのです。当然、実行力のない人を嫌う傾向が出てきます。むしろ、言葉で自分の気持ちを表現するのは苦手です。

また、天王星人は、理性や知性よりも感情や人情を優先して生きるタイプなので、ある意味では優柔不断でルーズな面もあります。ものごとに“ケジメ”と“筋”を通すのが大の苦手なのです。ですから、公私にわたってだらしなさが目につき、異性間のトラブルに巻き込まれてしまいがちです。

人に囲まれていると生き生きとしてくるのも天王星人の特徴です。ですから、不特定多数の人と接触を持つ職業が適しています。サービス精神が旺盛なところもあり、セールスマンや接客、宣伝関係、出版関係の仕事は向いています。

愛情豊かな天王星人は、概して家庭運には恵まれています。ただ、男性の場合、高尚な女性とか“いい女”とは、ほとんど縁がありません。また、男女ともに周囲の人が反対する結婚をしがちです。

「六星占術 運命と宿命」著:細木数子より抜粋
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木星人
(もくせいじん)

木星人は“家庭の世界”に住み、安息と静寂を望みます。したがって、外の世界での派手で表だった活躍は、本人も望みませんし、運勢も向いているとはいえません。その代わり、参謀や裏方向きで、権謀術数に長けているのも木星人の特徴です。木星人は、感情より理性をことのほか重んじ、衝動的でなく、万事理詰めで几帳面です。何か目標を立てると、計画を細かく立て、コツコツと努力を重ねていきます。

人生の花を咲かせるためには、その前に、丹念に耕地したり、肥料を入れたり、種を蒔いたり、草を取ったり……と小さな積み重ねが必要ですが、その積み重ねの大切さをよくわきまえ、それを怠りません。金星人がせっかちで、今日種を蒔くと、明日にはすぐ収穫を期待するのに対し、木星人は五年先、十年先のために今日、一生懸命、種蒔きをするのです。ですから木星人には、他人にはまねできない、何か大きなことをなしとげる“不気味”な可能性が隠されています。総じて万事に控えめで努力家、堅実一路の人生を歩むでしょう。

“家庭の星”“安息の星”に住む木星人ですから、家庭を大切にし、家庭運は最高です。男性ならマイホーム・パパとなり、浮気に走ることもないでしょう。女性の場合も貞淑を守り、純潔のまま初夜を迎える人がじつに多いのです。結婚すると、亭主の財布をがっちり握る締り屋さんとして良妻賢母になるでしょう。ただし、それがいきすぎると、“かかあ天下”となり、相手にとって窮屈で、なんらおもしろみのない家庭となってしまう恐れもあります。

なお、木星人の子どもを持った場合は要注意です。木星は“忠孝の星”とも呼ばれ、生まれながらに親孝行な孝子が多いため、ついつい親はその子を溺愛しがちですが、こういった溺愛は、とくに母親の溺愛は木星人の運気を逆につぶすことになります。したがって、親が早めに突き放して、その庇護のもとから解放してやったほうが、その子の将来のためにはいいのです。具体的には養子に出したり、丁稚奉公に早めに出してやることが理想です。

木星人の“内面思考”は、セックスの場面でも当然あらわれます。愛する人と結ばれるというのは、長い人生の中でもそう多くない幸福の極致ですが、そういうときでさえ、木星人は喜びをストレートに表現しません。それどころか、女性の場合は、いつになっても良家の子女という雰囲気を漂わせ、長年ベットを共にしても、羞恥心を失わず、夫の前で肌を見せることはほとんどありません。

こうした木星人の情感は、しばしばパートナーの情念を激しく燃えさせますが、セックスに対してあまり控えめな態度は、ときとして相手に不満を生じさせることがあります。もし、あなたが木星人の男性なら、もう少し、セックステクニックの開発に積極的になってください。また女性の場合は、アルコールの力を借りるなどして、時には背徳感や羞恥心を捨ててみてはどうでしょうか。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋

木星人の占命盤を見てください。陽(+)の人も陰(−)の人も共通して“大殺界”になっているのは「寅」「卯」の方向です。これは天地と東西南北でいうなら東となります。この東というのは、「母親の場所」、「現実の出発地」、「前進の場所」、「友人」、「対社会(行動において)」を示しています。

ところが、木星人の場合、この方角が“大殺界”になっていますから、こうしたものとは縁がないというか、欠けているということになります。

木星人は東の方角が“大殺界”になっています。東は母親、兄弟、友人を意味していますから、母親との縁がどうしても薄くなりがちです。幼いころに死別する人も少なくありません。兄弟の仲も悪く、また友人関係でもしばしば誤解を招いたりします。

ですからひとりっ子のほうが、運命のエネルギーは強まります。逆に、兄弟が多いと、木星人の持ち味が出てきません。

木星人は一見すると、気性の激しい性格、攻撃的な行動を見せますが、それは実をいえば、心の奥底では安定・落ち着きを常に求めているからです。そのため、木星人の安息の地は家庭にあります。華やかさとか派手さとは無縁で、常に休息と安定を望んでいます。

ところが、仕事は一生懸命やらなければなりません。そうなると、そのはざまで、心の葛藤が起きてきます。つまり、仕事での目標と家庭の安泰、あるいは欲望と手段といった対立する両者が自分の心のなかで次から次へと顔を出してきて、悩まされるのです。

しかし、万事に几帳面で、何か目標を持つと綿密な計画を立てて、コツコツと努力を重ねていく大器晩成型の木星人は、身近な人たちに深い安心感を与え、信頼と尊敬を集めることでしょう。

ただ、人生を着実に歩もうとするあまり、「石橋を叩いても渡らない」といった慎重すぎる面も持っています。その結果、目の前の大きな獲物を取り逃がしてしまうことにもなりかねません。

決断するまでに時間がかかるという木星人の安定志向、保守的な生き方は、「思いきりの悪い優柔不断な人」と映ってしまいがちです。また、地味で堅実なだけに、陰気な印象を与えやすく、人付き合いはあまり上手ではないといえるでしょう。

木星人は努力と忍耐の人ですから、医師や金融、翻訳家、弁護士、事務系のOL、ピアノ教師など、じっくり時間をかけて業績を積んでいく職業がふさわしいといえます。社交性やひらめきよりも、あくまでも堅実さが十二分に発揮できる職業につくことです。

浮ついたお遊び的な恋愛は似つかわしくありません。また、木星人は安住の場におさまると、それを守り繁栄させようと努力するタイプです。家事もそつなくこなし、夫を立て、貞操を守る典型的な良妻賢母となります。

「六星占術 運命と宿命」著:細木数子より抜粋
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水星人
(すいせいじん)

水星人は、ひじょうに利己的でクールな性格の持ち主です。他人は他人、自分は自分と、割りきって行動しますから、他人からは、自分勝手で独善的な人間と思われやすい傾向がありますが、なんと思われようと、それを意に介さないのも水星人の大きな特徴の一つです。事実、水星人には、一時の感情に身をまかせて、自らを破滅させてしまうようなことはめったになく、怜悧とも思えるくらい、確実に自分の人生の目的を実現していくタイプが多いのです。

ただし、水星人は情が薄く、他人への思いやりに欠け、しかも利ざとい面があります。人に親切にするにしても、後日の見返りをきちんと計算しているという抜け目のなさもあり、外面のよさに引きかえ、内面は薄っぺらいとい人が多いのも水星人です。そのため、つきあう相手との相性がひどい場合、極端な悲劇にみまわれることもありますから要注意です。

概して、水星人は家庭の愛情に恵まれません。ですから孤独とは正反対の“安息の世界”である家庭に安らぎを求めようとしても、本質的には、それは水星人にはかなわぬ望みなのです。水星人には孤独な人が多いし、ことに晩年は、淋しい人生を送ることになりがちです。しかし、孤独な世界に生きてこそ、成功する可能性もひじょうに高いということです。

とはいえ、家庭運、結婚運がなくても、異性運がないとはかぎらないところが、水星人のおもしろいところです。プレイに限定するなら、水星人ほど異性との交友が激しくなるタイプはいません。男女とも、とてももてる運命の星のしたに生まれ、世にいうプレイボーイ、プレイガールには、水星人がとても多いのです。

他人は他人、自分は自分――という水星人の生き方がもっともはっきり出るのは、異性との交際においてです。昔から水星は「淫魁の星」と呼ばれ、水星人はセックス好きで、たいていの場合とても強いです。その好きさ、強さは、一晩に一度ではあきたらず、二度も三度も求めるところにあらわれます。

そのうえ最後まで自己を見失わず、理性的に振る舞うのが水星人です。快楽に溺れて、相手のことなど忘れてしまうタイプではありません。やや自己本位な面はあるものの、まず相手が昇りつめるのを見届けてから自分も満足するという冷静なセックスですから、プレイボーイ、プレイガールとしての水星人の真価はますます高まるというわけです。しかし、いずれにしても水星人にとって、セックスは遊びです。ですから、相手がどう思おうと、自分がやりたければ一途に口説き、飽きたらさっさと別れて他に乗り替えるという冷たい一面を持っています。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋

水星人の占命盤を見てください。陽(+)の人も陰(−)の人も共通して“大殺界”になっているのは「子」「丑」の方向です。これは天地と東西南北でいうなら北となります。この北というのは、「目上、父親の場所」、「精神の終局地」、「人生の先達の場所」を示しています。

ところが、水星人の場合、この方角が“大殺界”になっていますから、こうしたものとは縁がないというか、欠けているということになります。

水星人は北の方角が“大殺界”になっています。従って、父親など、目上の人には恵まれません。いい換えると、運命の流れを自分からスタートさせるほうが向いている“初代運”の人といえます。

そのため、家業を継がず、実家を離れようとします。むしろ、若いうちに親離れしたほうが、思うような人生を歩むことができるはずです。だからといって、親孝行の気持ちが薄いわけではありません。目上の人に対しても、十分すぎるほど尊敬の気持ちは持っています。ただ、それを貫こうとするとつらくなり、最後には離れてしまうのです。

また、そうした父親との縁の薄さ、目上の人との折り合いの悪さが逆に、子供に対して自分の枠組みを押しつけようとする態度になったりします。

また、水星人は、華やかでソフトなムードをそなえていますが、、人生をどこか醒めた目で見ているところがあり、ひじょうに利己的でクールな性格の持ち主です。人から何かいわれても、「他人は他人、自分は自分」という姿勢を崩しません。感謝の念や人情に薄いわりには、利にさといところがあります。そのため、水星人の場合、燃えるような恋愛で自分を見失ったりすることはありません。

その一方で、ひとたび自分で「こうだ」と思うと、それに向かって全力で取り組み、十分な成果をあげることができます。ましてや“初代運の人”ですから、新しく事業や商売を起こすのが得意です。

仕事としては、ソフトな雰囲気と都会的な感性が活かせる、広告業界の業種やサービス業が向いています。また、天涯孤独でしか生きていけないような世界でも、才覚を発揮していくのに必要な強靭な精神力を持っているため、芸能界などで大スターになれる素質もあります。財運も強く、お店や、金融業、不動産関係の仕事を手がけると、大きな成功をおさめることができるでしょう。

水星人は異性運が強く、多くの恋愛を楽しむことができますが、結婚のことはあまり真剣に考えないほうがいいでしょう。とくに女性の場合、世間体だけで結婚してはいけません。生まれつき家庭愛に恵まれていませんから、ないものねだりは、悪くすると水星人の持つ財運を消してしまうかもしれないからです。

「六星占術 運命と宿命」著:細木数子より抜粋
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水星人⇔土星人の相性へ 水星人⇔金星人の相性へ 水星人⇔火星人の相性へ
水星人⇔天王星人の相性へ 水星人⇔木星人の相性へ 水星人⇔水星人の相性へ
種子へ 緑生へ 立花へ 健弱へ 達成へ 乱気へ
再会へ 財成へ 安定へ 陰影へ 停止へ 減退へ

霊合星人
(れいごうせいじん)

霊合星人に該当するのは、占命盤にある<停止>の位置に「自分の干支」がある人のことです。霊合星人は自分のもって生まれた星の支配のほかに、占命盤でその対極に位置する星の支配をも受けます。土星人⇔天王星人、金星人⇔木星人、火星人⇔水星人という具合です。

また、年運、月運、日運もその対極にある運気の影響を受けます。種子⇔再会、緑正⇔財成、立花⇔安定、健弱⇔陰影、達成⇔停止、乱気⇔減退という具合です。

ところが、対極に位置する星の性格や運勢は、ほぼ真反対なのですから、この両方から影響を受けるということは、少し考えただけでも、たいへん複雑な人間ができあがると言うことが、容易に想像できましょう。

事実、霊合星人は、幼少時から一風変わった人が多く、世間からの常識から外れ、変人・奇人となる危険性をはらんでいます。どちらかというと、精神や理論ばかりが先行して、現実がともなわない傾向が出てくるわけです。

したがって、正直なところ、現実社会では、出世しにくということができます。といっても霊合星人は、想像もつかぬような鋭い発想や、奇抜なアイデアを持っているわけですから、精神面を充実させ、長所で弱点をカバーするよう心がけると、大変な成功を収めることができます。

もっとも、圧倒的に影響されるのは、本来の星の性格、運勢ですから、霊合星人については、このくらいを覚えておけば充分です。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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種子へ 緑生へ 立花へ 健弱へ 達成へ 乱気へ
再会へ 財成へ 安定へ 陰影へ 停止へ 減退へ

運命星同士の相性の解説
運命星 解説
土星人
vs
土星人

土星人は“天上の星”に住み、精神を重んじる理想主義者です。したがって、この組合わせはひじょうにデリケートな相性になります。この組合わせは、上役と部下、主人と補佐役、といったような、いわゆる実利を追求するような上下関係では、まずうまくいきません。

逆にいえば、友人的な対等の関係、あるいは精神的な絆に結ばれた師弟関係においては、最高の結果を生み出します。ともに運命を語り、たがいに心を慰め合うという間柄になれば、必然的に精神の向上を図ることができるいいカップルなのです。

もちろん、結婚しても、二人はともに対等な関係でなければなりません。おたがいに節度を守った関係が、土星人同士の組合わせには必要なのです。しかも、土星人同士の夫婦の場合、子どもがいないほうがうまくいくのですが、いる場合でも夫と妻の二人だけの世界をできるだけ持つようにすることにより、子どもがいることでもたらされる悪影響は、最低限に抑えられます。

ところで、もし、土星人同士がぶつかり合うとどうなるでしょうか。その場合には、たがいの精神面のエネルギーがぶつかり合って、まったく現実離れした空理空論ばかりで激しく応酬することになります。もちろん、そこからはなんの利益も生まれません。夫婦ならば、食べっぱなしで洗ってもいない食器が転がる部屋の中で、二人が朝から愚にもつかぬ議論をしている、という光景が目に浮かびます。

とくに、この組合わせは、事業をともにするには向きません。土星人は、もともと浮世離れした精神の世界に住んでいます。お金儲けのもっとも下手な星回りなのです。そのお金儲けの下手な土星人が何人、何十人集まったところで、いい算段など、つくはずもありません。

土星人同士の男女が家庭を築く場合も、お金のことは忘れて、ボランティアや奉仕活動に喜びを見いだし、“清く、貧しく、美しく”を覚悟の上で、夫婦になるとよいでしょう。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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土星人へ 金星人へ 火星人へ
天王星人へ 木星人へ 水星人へ 霊合星人へ
種子へ 緑生へ 立花へ 健弱へ 達成へ 乱気へ
再会へ 財成へ 安定へ 陰影へ 停止へ 減退へ

土星人
vs
金星人

この組合わせは、ちょうど大人と子どもが一緒になったような相関関係になります。もちろん大人は土星人で、金星人が子どもです。金星人の子どもっぽい行動を、精神の世界にいる土星人がやさしくいましめてあげる――そんな構図が、すぐに頭に浮かんできます。

また逆に、金星人は現実主義者で、足が地についた生き方をしています。それに対して、土星人は精神の世界に住んでいて、現実から遊離する傾向があります。すなわち、現実の人間社会にあっては、金星人が大人で、土星人が子ども、というふうにもいえるわけです。

そういう意味で、このカップルは素晴らしいの一語に尽きます。男女の年齢や人生経験、精神的な修養度、稼ぎ……などのいろいろな要素によって、土星人が上位にきたり、逆に金星人が上位にきたりと、そのときどきで変わるでしょう。

元来、金星人は要領がよすぎて上っ調子なため、人間が軽い印象を受けますが、土星人と組むことにより、人間的な重みが加わります。また、名誉より実利を優先してきた金星人の内面に、名誉欲が生じ、適度な節度と品格が備わるでしょう。すなわち、金星人は土星人によって、精神面の充実が図られるわけです。

一方土星人はというと、潔癖なあまり、“武士は食わねど高楊枝”的な、融通が利かない性格が、金星人の運気を吸収することにより、現実的な広がりと適応力を持ってきます。俗に、事業で成功した人や会社には、この金星人と土星人の主従関係、社長と補佐役の組合わせが、とても多いと言われています。

むろん、家庭においても申し分ない相性です。あえて付け加えれば、家庭では、金星人が主導権を握ると、よりベターでしょう。男性と女性ならば、土星人が女性のほうがよりよいはずです。しかし、金星人が女性であっても、その場合は、女房主導の内助の功が働きますから、これはこれでいい相性の夫婦になります。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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土星人へ 金星人へ 火星人へ
天王星人へ 木星人へ 水星人へ 霊合星人へ
種子へ 緑生へ 立花へ 健弱へ 達成へ 乱気へ
再会へ 財成へ 安定へ 陰影へ 停止へ 減退へ

土星人
vs
火星人

理想主義者で“精神の星”に住む土星人と、プライド高く、“知恵の星”に住む火星人――この二人は、よく似ているようですが、その実、似て非なる間柄です。なぜなら、土星人は頑固一徹で、こうと決めたことは意地でもやり抜こうとします。ところが火星人は、そのときの心の持ちよう、気分しだいで、朝令暮改など当たりまえのフィーリング人間です。したがって、この二人の相性も、じつに複雑な様相を呈します。

会社などで火星人が、土星人をパートナーに得ることにより、社会的な地位、肩書、経済的な収入、人間的な評価のすべての面が、本人も驚くほどのスピードで、「あれよ、あれよ」という間に一気に高まっていくことがあります。しかし、反面で、空中分解して、地位や名誉や財産はもちろん、生活基盤や、へたをすると命までも失いかねない危険性も含んだ相性です。

一方、土星人が火星人を仕事のパートナーに選ぶと、現実面での進展がまったくなくなる可能性があります。会社で、土星人と火星人が上司と部下になったら、おたがいに屁理屈をこね合い、愚にもつかない議論を延々と重ねる関係になりがちなのです。

すなわち、土星人も火星人も、精神的な自分の世界を持った人たちです。ですから、土星人は自分の言うことはつねにベストだと押しつけてくる。が、火星人もそれに対抗して、自分なりの基準を持ち出し、何か一言言い返さないと気がすまないという感じで反発をする――はたから見ると「また、やっているな」といった感じの、その程度の内容なのですが、ともに頑固者とプライド人間ですから、一歩も引かずに張り合うわけです。

それでも、土星人のほうが上の立場にいる場合は、まだ救いがあります。火星人が上の場合は悲惨です。ワンマンな火星人は、理屈っぽい土星人を、徹底的に叩きつぶそうとするため、はたから見ておれないという関係になります。ただ、議論自体は、この二人には必要なのです。たがいに、よき人生の評論家という部分があるため、火星人は品格や高尚さを身につけ、逆に土星人は理性や知性を磨き、おたがいに精神面を高め合うという効用があります。

とはいえ、この組合わせは、現実面での実りを期待できる相性とは、とても言えません。夫婦というのは、精神面を高め合うことももちろん必要ですが、それだけで現実の生活をやっていくということは困難です。ですから、結婚の相手としては、考え直したほうがよいのではないかと思います。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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土星人へ 金星人へ 火星人へ
天王星人へ 木星人へ 水星人へ 霊合星人へ
種子へ 緑生へ 立花へ 健弱へ 達成へ 乱気へ
再会へ 財成へ 安定へ 陰影へ 停止へ 減退へ

土星人
vs
天王星人

このカップルは、知り合って即結婚という形には、なかなかいきません。それは、この二人が育ってきた世界の運気が、文字どおり天と地ほども違うからです。

天王星人はとても愛情が深く、快楽主義的な傾向があります。ときにはひじょうにわがままで気まぐれに振る舞うこともあるでしょう。一方、土星人は、けじめをはっきりつけなければ気のすまない、責任感の強いタイプです。感情に流される天王星人と、理性が先行する土星人。ルーズな天王星人と、プライドの高い土星人……二人はこのように、まったく違う運気のもとに育っているのです。

ですから、知り合っても最初のうちはなかなかおたがいを理解し合えません。相手の立場になって、ものが考えられるようになるまでに、三年か五年の助走期間が必要でしょう。天王星人と土星人の組合わせは、まず、三分の二がこの時期に、相手と自分の間をへだてている壁を乗り越えられないまま、「やはり住む世界が違ったんだわ」といって諦めていきます。

ところが、残りの三分の一は、この壁を乗り越えるのです。乗り越えるだけでなく、たがいの愛を暖め合い、育て合うという、とてもいい相性の気を行き通わせます。もともと天王星人は、土星人の高貴・高尚な精神の世界につねにあこがれを抱いており、また土星人は土星人で、天王星人の生き方をみて「あれぐらいざっくばらんに生きられたらいいだろうなァ」と考えているのです。

すなわち、おたがいに惹かれるものを感じ合っていたわけです。しかも、自分にないものを持っている相手に、尊敬と羨望の念を寄せていたのです――問題は、その二人の間に壁があった――それを乗り越えた三分の一のカップルにとっては、これほど素晴らしい相性はないということになります。

ただし、ある程度の助走期間が必要ということは、総じて、晩婚カップルになりがちです。若年期の、人間的に成長途中の段階で結婚すると、別離の危険度が高い反面、ある程度、酸いも甘いもわかる一定の年輪を経たカップルや、再婚同士のようなカップルなら、おたがいに相手を向上させ合う、とてもよい相性です。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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土星人へ 金星人へ 火星人へ
天王星人へ 木星人へ 水星人へ 霊合星人へ
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土星人
vs
木星人

この組合わせは、土星人の育った家庭や、歩んできた半生がどうであるかによって、二人の将来も、大きく違ってきます。そういう意味でこの組合わせの相性は、とても複雑です。たとえば、土星人が家柄のしっかりした家庭の出であれば、この二人の組合わせは、逆に大衆的・下町的な気がただよう相性となります。一方、土星人が家柄も普通で、しかも、そこから独立している場合には、この二人の相性は高貴・高尚に転じていくのです。

換言すれば、もし木星人が庶民的なぬくもりのある家庭を築きたければ、家柄のしっかりした家庭の土星人の娘さん(息子さん)と結婚しなさい。逆に、精神的に厳格さのただよう家庭を作りたければ、家柄などどうでもよく、とにかく一匹狼でやってきたような土星人の女性(男性)と一緒になりなさいと言えるのです。

しかし、どちらをとるかは木星人の考え方の問題であるとしても、この二人の結びつき自体はとても吸引力の強いものです。おたがいがおたがいを高め合う相性と言えるでしょう。

が、それでも大きな問題があります。そういう、たがいに相手を高め合ういい相性となるのは、二人が文字どおり“二人だけの世界”に住んだときです。これに親や子、親類縁者、兄弟、友人など、いわゆる不純な要因、俗に言う“雑音”が入ってくると、この二人の間で、気を通い合わせることは大変困難になるのです。

見方を変えれば、この二人のどちらかが友人を大切にする人なら、その友人があなたたち二人の世界を壊す邪魔者になる恐れがあります。現代社会は、「隣は何をする人ぞ」という具合に、個人主義に徹しきろうと思えば徹しきれなくもなく、その場合には二人だけの夢の世界ができあがります。しかしそれも、子どもができるまでの話。子どもができると、その子が、二人の間にただよい合う気を掻き乱す原因になるのですから、問題はやっかいです。

この組合わせのカップルは、ときには子どものいない日をつくるとか、またふだんの日でも子どもを早く寝かせつけて一緒に音楽会や映画鑑賞に出かけるなど、できるだけ“二人の時間”をつくるような努力をしなければいけません。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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土星人
vs
水星人

この組合わせの相性は、水星人主導型<水星人→土星人>の場合と、逆に土星人主導型<土星人→水星人>の場合とで、多少、ニュアンスが違ってきます。土星人は、形のない心の世界に住んでいるため、現実の世界では、いわゆる“はみ出し者”的なところがあります。そういうはみ出し者と、クールな利己主義の水星人とが交わるわけですから、二人を包む気(運気)は、まさに波乱万丈、浮き沈みの激しい、濁流のような激しい様相を呈します。

その結果、この二人が一緒になると、ものすごく巨大なエネルギーが湧きあがり、大きな仕事をなしとげる可能性があります。ただし逆に二人がともに性急すぎて、ブレーキをかける役がおらず、しかも双方で競い合うため、どちらかが倒れる恐れが出てきます。また、この組合わせが水星人主導型で恋愛関係に入ると、二人の愛は一気に燃え上がり、短時間のうちに燃え尽きるという激しい恋をするでしょう。

さらに夫婦関係では、どんなにいい関係に見えても一度争ったらもうやめられない、止まらない。とにかく行き着くところ(離婚)まで行かなければ収まらないということになります。フルスピードでアツくなる灼熱の恋もある代わりに、その恋の冷め方もまた“坂道を転げ落ちる”という形容がぴったりの関係となるわけです。

ですから、長い人生設計が必要な結婚を考えるときには、水星人主導の結婚は、あまりおすすめできません。しっとりとした家庭生活などは望むべくもありませんので、水星人は土星人に不満を抱くことが多くなります。そして水星人の意思が強く働いたとき、二人は別離、離婚という結末を迎えるでしょう。

一方、土星人主導の場合はというと、何度も言うとおり、土星人は高貴・高尚な世界に住み、庶民的な世渡りが下手なのです。それが水星人をパートナーに選ぶことによって、水星人の利ざとく、事業運の強い、すなわち大地に足がしっかりついた生き方が加味されますから、ものの考え方・行動力に現実的な前進性が生まれます。また、水星人の柔軟性に感化されて、土星人の偏屈なまでの頑固さや潔癖性が薄れますので人間的な幅も出てきます。

むろん、人間的に軽くなる傾向は否めませんが、それにしても、このせちがらい世の中を渡り歩くための適応力がつく点では、土星人にとって水星人は、よきパートナーといえるでしょう。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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金星人
vs
金星人

この組合わせは“多成多敗の相性”です。大きく成功する可能性もある反面、大きく失敗する危険性も抱えています。それはそうでしょう。金星人は、六星の中でももっとも前進力、攻撃力の強い運気を授かっています。その金星人が、二人で、感化しあいながら行動を起こすのですから、中途半端なはずがありません。性格や特質は、まるっきり一心同体ですから、争ったり、言い合ったりすることもなく、怒涛渦巻く超人パワーで突き進みます。

しかし、ものごとは何によらず、激しければいい、というものではありません。とくに人間は社会生活を営んでいる動物であり、二人だけがよければ周囲はどうなってもかまわないという考え方は、絶対に通用しないのです。この組合わせは、大成功を収めますが、その反面、あまりにも激しく進みすぎて、空中分解してしまう恐れもあります。

たとえば、仕事が忙しすぎて体をこわしたり、激しく突き進むうちに周囲の人との間に摩擦が生じ、総スカンを食って、精神的に窮地に立たされたり、また、物質的には大きな財産が残せても、それによって、人間にもっとも大切な心が失われたり……。いずれにしても、伸びきった弓の弦が意外にもろく切れるように、大車輪で突進したツケは必ず自分たちに戻ってくるのです。

古来、金星人同士が結婚して家庭をつくり、金星人の性格のままに突進して成功者になった場合、その家庭の中の最愛の人が亡くなるといわれています。妻か、夫か、あるいは子どもか、本人になるか、それはわかりませんが、六星占術でこのようなデータが出ていること自体、無軌道な突進を強くいさめている何よりの証拠ではないでしょうか。

金星人は、ある意味で“楽天の星”です。何をやっても食うぐらいのことはやっていけるし、他の星人よりもはるかに苦労せずに世渡りができる運気のもとに生まれています。でも、だからといって、調子に乗りすぎてはいけません。腹八分目こそ、金星人がつねに自分に言い聞かせなければならない座右の銘です。

しかし、そうはいっても、金星人がペアを組めば、ブレーキ役がいないために、ついつい突っ走ってしまいます。やめろといっても止まらないでしょう。よくよく自重を促したい組合わせといえましょう。

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金星人
vs
火星人

これは、ひじょうに面白い相性の組合わせです。まさか!と耳を疑うような玉の輿に乗る女性が出てきたり、ただのしがないサラリーマンが一夜にしてシンデレラボーイになったりする組合わせを見ると、この相性のカップルがとても多いのです。そういう意味では、おたがいに幸運を持ってきてくれる相性と言えるかもしれません。

それは、二人の相性を見てもわかります。火星人はマイペースでプライドが高く、金を持てばパッパッと使ってしまう、まあ言えば、計画性ゼロの衝動的人間です。芸術的な才能は持っていますが、少し奇人・変人的でもあります。一方の金星人は古き伝統を拒む、せっかちな自由人です。スポーツ万能で、遊びならなんでもござれの典型的な遊び人間、好奇心も旺盛で、行動力・前進力には素晴らしいものがあります。

マイペースとせっかち、これは異質な性格です。またプライドが高いのと、どんな異性にでも声をかける節操のなさ、これも異質な性格です。でも、衝動的な計画性のなさと遊び好きな性格あるいは芸術的なひらめきの鋭さと好奇心の旺盛さ……といったこれらの資質は、まったく同じとは言わないまでも、どこか共通するものがあるとは思いませんか。

すなわちこの二人は、まったく異質な性格でありながら、どこか奥深い地下水脈でつながっているようなところがあるのです。このような微妙なニュアンスの相性が二人を惹きつけ、玉の輿に乗せたり、一夜にしてシンデレラボーイになるカップルを生み出すのです。

しかし――しかしです。地下水脈で通じ合っているとはいえ、本質的には異質な人間なのです。新鮮な感動が色褪せてくると、金星人は火星人を「なんだ、結局はアイデアだけで実行力の伴わない口先人間ではないか」と思うでしょうし、逆に火星人は金星人を「そっちこそ、所詮はただの遊び好きのお調子者、品性のかけらもない薄っぺらな人間ではないか」と思うでしょう。

すなわち、出会ったばかりのころはともかく、おたがいが見えてっくると、喜ぶことも悲しむ内容も異なってくる相性です。一般的には、時間の経過とともにおたがいが知り合い、知り合う中身が濃くなるにつれて理解も深まるものなのですが、この組合わせの場合は、時間の経過とともにおたがいの性質の違いが徐々に露わになってきます。したがって、この組合わせの夫婦は、出会いの時点の華やかさにくらべ、結末が淋しいことが少なくありません。

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金星人
vs
天王星人

金星人というのは“せっかちな自由主義者”――いわゆる浮気大好きの遊び人間ですが、どいう相手とも付き合える適応力と、明るくユーモラスな前進力は、いろんな星人と理想的な相性を形作るようです。この組合わせも、その例外ではありません。

まず、天王星人は、金星人というパートナーを得ることによって前進力が加わり、優柔不断なロマンチストから脱却して、人生の目標や方向をいち早く見いだすようになります。グズ(天王星人)とせっかち(金星人)が出会い、せっかちにせかされて、グズの歩き方が速まってくるわけです。その結果、人生に後退がなくなり、確実な前進が期待できるようになります。

一方の金星人は、天王星人の、理性を超越したスケールの大きさに感化されて、人間的な大きさが加わってきます。

この組合わせが結婚すると、多少、気ぜわしいきらいはあるものの、偕老同穴の理想的なカップルとなることでしょう。

もっとも第三者には、ちょっと変わった夫婦……に見えるかもしれません。一見同棲ふうな夫婦、あるいはいつもファッショナブルで、お金はなくても本人たちにとってはハッピーな家庭、または夫婦そろってボランティア活動に精を出したり、さらには夫婦の役割がすっかり逆転しているような感じの家庭など、他人から見たら「おやッ」と思う印象を与えるカップルが少なくないのです。

しかし、第三者がどう思おうと当人たちは気にするふうでもなく、楽しく明るくマイペースで、それでいて、人が訪ねて行きやすい家庭をつくります。また子ども運にも恵まれ、この夫婦の間に生まれた子どもは、個性と感情表現の豊かな子どもに育つことでしょう。

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金星人
vs
木星人

家庭にドスンと安住し、保守的で頑固な木星人と、逆に、とても近代的で合理・合法的に進もうとする金星人、この二人の出会いは、最初のうちはいまひとつ噛み合いません。おたがいに育ってきた世界が違うため、意見を交わしてもなかなか相容れられず、かなり衝突するのです。

といって、だから悪い相性というわけではありません。衝突はするが、しかし、その衝突をこやしにし、衝突しながらおたがいに研鑚し合って成長するという相性なのです。換言すれば、出発点においては波瀾があるけれども、時間の経過とともに相手のよさがわかり、また、自分にないものを相手の中に発見して、親交が深まっていくという、ある意味では理想的な相性のパターンの一つです。

むろん、時間の経過とともによくなる相性ですから、男女関係においては、恋愛期間が長い“永すぎた春”になるほど「吉」。知り合って即結婚という形の場合は、往々にして相手のよさがわからないうちに離婚してしまうことが、少なくありません。ことに、年齢的に若い時期に結婚すると、その傾向が強いでしょう。

ところで、この組合わせは“子孫の繁栄が約束される相性”でもあります。若くして結婚した場合には、できるだけ早く、お子さんを得られるよう努力してください。

最初は苦労がつきまといますが、夫婦生活が長くなるにつれて穏やかな笑顔の絶えない家庭になり、やがて二人の間に生まれた子どもが、あなたたちに人もうらやむような収穫を持ち帰ってくれるでしょう。

そういう意味で、この組合わせの相性は、“初めチョロチョロ、中パッパ、赤児泣くともフタ取るな”――多少の波瀾があっても辛抱し、気を通わせつづけることが大事なのです。

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金星人
vs
水星人

もしあなたが水星人なら、金星人を、金星人なら水星人を、金のワラジを履いてでもさがし求めるよう、おすすめします。この相性は、自分たち一代のエネルギーを最大限に爆発させ、人生を燃焼しつくせる……という、それほど素晴らしいベストカップルなのです。

水星人は“初代運”の星回りです。親の庇護から独立して成功する運勢を持っています。一方金星人は、古き伝統を拒み、新しい遊び、新しい事業、新しい境地を切り拓く力にずば抜けたものを持っています。この二人が一緒になれば、文字どおり、既成の概念にとらわれない、まったく新しいベンチャービジネスを創り出す可能性があるのです。

この組合わせは、二つの星の持っている性格、特性を見ても類いまれな前進性、進取性、発展性を持っています。この二人が出会うと、相性の同化作用により水星人のキラキラした輝きやクールな利己主義が、金星人の持ちまえの明るさとユニークさでやわらかく真綿で包まれ、ほのぼのとしたムードに変わっていきます。その結果、このカップルは庶民性の中に気品ある明るさを備えた理想型となるのです。

換言すれば、両方の生な感じが中和されて、中間色的なやわらかい色彩となり、人生にある種の安定したリズムが生まれます。若い時代は質素でも、老後は精神的にも物質的にも華やかで豊かな家庭となることでしょう。

ただ一つ、欠点をさがすとすれば、性急な突進力が薄れるために、短期間の勝負は向かなくなることです。また、水星人の初代運の影響を受け、金星人の生まれつき備わっている、目上の人に引き立てられたり援助を受けたりする運気が消滅します。ものごとすべてを、自分たちの努力だけで切り拓いていくために、必然的に収穫までには、それなりの時間を要します。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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火星人
vs
火星人

火星人というのは、気位が高く、奇人・変人的なひじょうにユニークな人間が多いのですが、それだけに、現実の世界での世渡りは、お世辞にも上手とは言えません。

その火星人同士の組合わせと聞けば、これはもう一見して、いかにも世渡り下手な、要領の悪そうなカップルというイメージが浮かんできます。事実、この二人が一緒になった場合には、現実面の前進力、発展性はまったく生まれません。それどころか、夫婦ともに、フィーリングだけでパッパッと行動するような、はた目にも、じつにまとまりのつかない家庭をつくる恐れがあります。ですから、結婚を考える場合の相性としては、はっきりいっておすすめできない組合わせです。

ところが、友人や知人、あるいは人生のよきアドバイザーとしては、これは格好な相性となります。もともと火星人は、アイデアだけはたいへんいいものを持っています。そのアイデアをお金に結びつける才覚に欠けているだけなのです。しかし、夫婦生活や家庭生活を維持していくには、何よりもお金が必要です。そのお金を稼ぎ出す才覚が、夫にも妻にもない、だから火星人同士の結婚生活は破綻が目に見えているわけですが、一方、友人や知人、またアドバイザーとしてなら、お金の心配をする必要はありません。気楽に、ただアイデアだけを出してやればよい。こういう状況下では、火星人の頭脳はもっとも冴えわたるのです。

たとえばこのカップルが、ともに音楽家同士なら、片方のユニークさにもう一枚ユニークが乗っかり、人々を驚嘆の世界へと導くような素晴らしいメロディを編み出すでしょう。音楽家だけでなく、映画人、演劇人、画家、陶芸家などの芸術の世界、あるいは研究開発にたずさわる科学者とアシスタント、学問の世界での共同研究者、さらには信仰の世界……といったような、“浮世離れした世界”でなら、この組合わせは一プラス一が二になるのではなく、五にも十にもなる相性なのです。

いずれにしても、このカップルは、ヌカミソがどうの、住宅ローンがどうの、という現実的な話題は絶対にそぐわない相性ですから、結婚しても、“同居離婚”あるいは“別居結婚”のような形の夫婦となるでしょう。

ちなみに、火星人同士の組合わせは、俗にいう愛人関係や不倫関係では、本妻が割り込むスキがないほど、ピッタリと息の合ったカップルになることがあります。しかし、だからといって本妻と別れて結婚生活に入ったら、その時点で雲行きはあやしくなるでしょう。夫婦も愛人関係も、やっていることは同じではないか、と思うかもしれませんが、相性面ではまったく違った現象があらわれるのです。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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火星人
vs
天王星人

この組合わせは、本来、恋人同士、友人同士の関係だと気分のいい間柄なのですが、結婚するととたんにあまりいい相性ではなくなるという、少し特殊な組合わせです。

なぜかというと、火星人はユニーク人間、天王星人はルーズなロマンチストです。二人が出会うと、出会った瞬間は、おたがいに自分にないものを相手に見いだしますから、第一印象はとてもいいわけです。

しかし、つきあってみると、ユニークさもルーズさも似たようなものなので、「なんだ、こんなものか」という感じになります。ところが離れてみて、また半年ぶりか一年ぶりぐらいで出会うと、もう一度、新鮮な出会いになる……という、そういう相性なのです。

べたべたとくっつき合ったり、いかにも夫婦然とした感じになれば、この組合わせは、おたがいにすぐ鼻につき、一緒にいること自体が耐えられなくなっていくはずです。

この組合わせには、もう一つ問題があります。それはこの組合わせの場合、もし夫婦の間に子どもが生まれると、その子どもによって夫婦間の心が離れ離れになる恐れがあります。よく“子はかすがい”と言いますが、この組合わせの夫婦に限っては、子はクギヌキになりかねないのです。平凡な結婚生活を望むなら、避けたほうがいい相性と言えましょう。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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火星人
vs
木星人

このカップルの相性は、いいか悪いかのどちらかに、はっきりと明暗が分かれます。まず「明」の場合から申しあげましょう。この組合わせが、落ち着きのあるゆっくりとした確かな歩みの人生を送るには、理性と知性が要求されます。逆に言えば、理性と知性がそなわっている場合に限り、この組合わせは落ち着きのある着実な人生が送れるいい相性になるのです。

なぜなら、火星人は感覚人間で、奇人・変人的な性格を持っています。プライドが高く、直情径行型で、しかも主体性はなし。朝令暮改を日常茶飯事に行います。しかも「水守の星」でお酒が大好きときているから始末に負えません。この人に対する毀誉褒貶が多いのも、この性格と無縁ではありません。一方の木星人は、家庭人の星です。しかし、外観は別として、内面の本質はネクラです。

ネクラな木星人と、主体性のない火星人――これでは、どう考えてもつかみどころのない、てんでんバラバラな印象です。ですから、この二人がまとまりをつけるためにも、理性と知性、すなわち精神面の修養が必要になってくるのです。あるいは、日常の生活の中に、奉仕活動や宗教的な慈善運動、ボランティア活動などを通じて精神的な喜びを見いだすようにすれば、この組合わせは、とてもいい相性となります。

しかし、そういった精神面の充実をおこたり、ただたんにギラギラとした現実面での欲得にかられた行動を起こすと、あまりいい相性になるとは言えません。また、理性や知性を磨くというのは、精神活動の中でも、いわば静的活動です。そういう意味で、この組合わせは、つねに静かに人生を考える時間を持たなければなりません。

通常、精神面の修養がそなわるのは、かなり年配になってからですので、言葉を換えれば晩年に出会うならいい相性だが、あまり若いときに出会うと、破局の危機をつねに背負って生きなければならない、というふうに言えるでしょう。いずれにしても精神面を充実させる活動ができるかどうか、それがこの組合わせのカップルを、いい相性にも悪い相性にもする決定的な要因です。

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火星人
vs
水星人

“衣食足りて、礼節を欠く”――水星人と火星人の相性運を一言で表現すると、こうなります。水星人は、計算高く冷たい人間。一方の火星人は、フィーリング重視の奇人・変人タイプ。この組合わせは、いわば問題児同士のコンビです。また、水星人は黙っていても、自然にお金が転がり込んでくる強い財運の持ち主。逆に火星人は、パッパッと衝動買いをする浪費人間です。ですからこの二人が一緒になると、お金の“入り”と“出”がとても激しくなります。

ところでお金の出入りが激しいというと、一見、よくないことのように思うかもしれません。しかし、“金は天下の回りもの”と言います。お金というものは本来、絶えず回転しているほうがよいのです。動くことによって初めて、お金の本当の価値が出てくるのです。となれば、この組合わせは、経済的には悪くない相性運ということになるわけです。

この二人の周りには、お金、土地、不動産など、有形のもの、目に見える物質が、いつの間にかひとりでに集まってくることでしょう。

ただし、表現は不適切かもしれませんが、水星人と火星人が一緒になれば、毎日がお金、お金の守銭奴的な生活を送ることにもなりかねません。その結果、人間にとって、もっとも大事な“心”が失われていく、という面が多分にあるということです。

したがって、当事者にとってはとてもいい組合わせですが、第三者が見ると、仮に家の外観や暮らしむきは立派でも、そこに住む人たちからは、人間的な温かみや、ぬくもりが少しも伝わってこない、そういう家庭になる可能性があります。そういえば、この組合わせのカップルの子どもは、総じて精神面の教育、つまり礼儀や躾に欠けるところが少なくありません。

なお、火星人は奇人・変人であると同時に、ひじょうに芸術面の才能を備えた星です。その芸術面の才能が、水星人の伴侶を得ることにより、一気に花開く可能性があります。これは火星人の、プライドが高く、やや鼻もちならない性格を、水星人の華やかなソフトムードが和らげてくれること、あるいは、火星人が感情で行動するのを、水星人のクールな計算高さがうまくコントロールしてくれることなど、両者がドッキングすることにより、中庸が生まれるからです。したがって火星人は水星人にすべてをまかせて、知らぬうちにリードされている、という状態になると最高です。

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天王星人
vs
天王星人

天王星人はもともと激しい情愛と、いつも何かを夢みているロマンチスト、自由奔放な面があります。その二人がドッキングするのですから、これは大変なことです。一言で言うと、動乱型、波瀾型の人生を歩むことになるでしょう。たんなる友人としてつきあうぶんには、とても気の合う間柄で、一度、縁ができると、生涯を通じてよき友となれるはずです。

しかし、共に人生を歩もうとすると、あまりにも気が偏りすぎ、理屈抜きの常識はずれな人生を歩むことにもなりかねません。いわゆる“毒サラカップル”――毒食らわば皿まで、というカップルになる可能性を秘めています。多分、人生設計や長期的計画、あるいは理性、知性といったものはどこかへ置き忘れ、不安とか恐れを無視した暴走的なパワーが生まれることになるでしょう。

逆に言えば、この二人が一緒になれば、この世には怖いものなしの強さが生まれ、思いどおりの人生を歩むことができます。それもそのはず、天王星人は、別名“戦乱のなかの星人”といわれているくらい戦乱下で力を発揮するのです。

自分の家庭や国家が、存亡の危機に瀕すれば瀕するほど、この人たちの力が活きます。およそ平和、平穏、安定などといった状況とは縁がなく、平和になるとかえってダメになる性格ですから、戦闘集団としてはこれほど強力な組合わせはないと言えましょう。

しかし天王星人同士が一緒になった場合、必ずしも外敵にばかり立ち向かうかというと、そうではありません。外敵が強ければ力を合わせて戦う彼らですが、外敵がいなければ、仲間同士でいがみ合いをはじめるのです。

この相性関係は、男女の組合わせにも当てはまり、二人の仲を引き裂こうとする力が、外から加われば、仲睦ましさはますます強まり、逆にあまり安定しすぎると、夫婦間がだらけてきます。その結果、相手の息の根を止めるまで激しく戦い合うこともまれではありません。つねに倒れないようにペダルを漕ぎつづけなければならないという“自転車操業”的な緊張感が、この組合わせをいい相性関係に保ちつづける基本的な条件でなのです。

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天王星人
vs
木星人

このカップルは、木星人から天王星人をみても、天王星人から木星人をみても、ひじょうにいい相性です。好き嫌いは別にして、おたがいに何か惹きつけ合うものを持っているという相性なのです。

それは、天王星人が夢みるロマンチストであり、一方の木星人は地道な努力家という「おしん」型人間であるからにほかなりません。すなわち、木星人から天王星人を見ると、自分にはまったくない世界を持っているため、(ああ、あのような世界もあったのか!)と、目を見開かれる思いが湧き起こるのです。

頑固一徹で、人の意見になど絶対、耳を貸さない木星人が、天王星人のルーズな優柔不断さをみて目が洗われる……というのもヘンな話ですが、私たちの人生には、自分には理解できない世界を持っている人間に、なぜか惹かれるということは、よくある話です。木星人から見た天王星人が、そういう相性なのです。

大地に根を張り、石橋を叩いても渡らないといわれるくらい鈍重で慎重な木星人が、唯一、天王星人と出会うと冒険心が芽生えてくる、と古来の六星占術教本には記述してあります。まさに両者の間にだけ漂っている気のやりとり(交流)がもたらす不可思議な現象と言えましょう。

木星人の頑固さはやわらぎ、一方、天王星人のロマンチストで、博愛主義な生き方には、地道な実行力が加わります。二人は、たがいに精神的成長が期待できる、とてもいい相性です。

むろん、結婚を考える男女の相性としても申し分ないことはいうまでもありません。天王星人は愛情の深さとだらしなさの両面を持ち、セックス面ではとくに快楽に溺れがちなのですが、朴訥な木星人がブレーキの役目を果たし、この面でも調和のとれたほどよい関係となるのです。統計をとってみても、離婚率の最も低い組合わせが、このカップルでした。ただし、この理想的な組合わせで、一つだけ不吉な相性をもたらすケースがあります。それは木星人が<生月殺界>で生まれるケースです。生月殺界とは、自分の生まれた月の運気が<乱気><陰影><停止><減退>の殺界期である星回りのことをいいます。

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天王星人
vs
水星人

水星人は“初代運”を持っています。一方の天王星人は、“大衆の世界”に住んでいます。したがって、この組合わせは、<ゼロからの出発>をすると、とてもいい相性関係になります。

実際に、概してこのカップルは、自分から進んで親の庇護下を飛び出そうとします。たとえば恋愛関係に陥った場合に、どちらかが家出をしてでも一緒になりたがるのが、このカップルなのです。もちろん、親としては気が気ではないでしょう。しかしこの場合、その家出を認めてやったほうが「吉」。へたに親がしゃしゃり出て、二人の仲に口出しでもしようものなら、この相性はたちどころにヒビが入り、やがては別れなければいけない羽目になるでしょう。

親の跡をついでもいけないし、また、親が妙に気をきかせたり、気を回したりしてもいけません。さらには、どちらかに、すでに一定以上の名声や財産、収入がある場合にもだめです。要するにお金もなければ名もない、文字どおり<ゼロからの出発>の場合のみ、この相性は、一プラス一が、二にも三にもなるのです。

なお、この組合わせの場合は、どちらが主で、どちらが従ということもありませんが、あえて言えば、天王星人のほうが影響を受けやすく、天王星人が自分の人生を大きく転換したいときに、水星人のパートナーを選ぶと、百八十度違う世界が開ける確率が高くなります。というのは、天王星人は“大衆の星”で、公私にわたってだらしなさが目立つのですが、水星人は利己主義者で計算高いため、その感化を受けて財運や、要領のよさが備わり、天王星人を泥臭い人生から、もう少しスマートな世界へと導いてくれるからです。

天王星人が自分の人生を変えたいとき、あるいは自分の子どもが天王星人で、どうしようもなくグータラのときは、ぜひ水星人のパートナーを見つけ、これと一緒になる(一緒にさせる)ようにしましょう。この組合わせで、天王星人にとって水星人は、一種の“救いの神”にもなると言われているのです。

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木星人
vs
木星人

現在結婚している人はともかく、これから結婚しようとしているあなたと、あなたの相手との組合わせが、もし木星人同士なら、「その結婚は、できることなら思いとどまりなさい」とはっきり申しあげます。それは、中国古来の六星占術の教本にも、ちゃんと出ているのです。<木星人同士は、人生観や価値観は同一殺界同士で、共通する面があり、気質的にもよく理解し合える間柄である。が、この組合わせの相性は、ときとして、まったく相容れない間柄になることがある……>と。つまり、あうんの呼吸になるか、まったく無視し合う間柄になるかのどちらかだ、というわけですが、後者のケースになることのほうが圧倒的に多いのです。

「でも、木星人は家庭を大事にする星。だったら木星人同士が一緒になれば、理想的ないいファミリーができるのではないか」という疑問を持たれる人もいるかもしれません。確かに木星人は、男ならマイホームパパになる傾向があり、女性なら貞淑な妻になる家庭人タイプですが、でも、考えても見てください。木星人は保守的で地味なタイプなのです。発展性のない木星人に、もう一人木星人がくっつく。考えただけでも、いつも後ろばかり向いて、小さく肩を丸めて暮らしているような淋しいイメージが浮かんできます。そういう組合わせの家庭が、はたして理想といえるでしょうか。

家庭というのは、愛の巣であると同時に、人格の違うもの同士が一緒になり、たがいに授け合い、そこを出発点にして大きくはばたく踏み台となるものでなければいけないはずです。

それにこの組合わせの場合、発展性がないくせいに、気ぜわしい世界をつくり、家庭が落ちつきのないものになります。

おたがいに、理解はし合えるけれども妥協点が見出せない、「わかった、わかった」といいながら、すぐに「でもなあ……」と続ける、クドい夫婦になりがちなのです。これでは、家庭は憩いの場ではなくなります。

もし、この組合わせが結婚するのなら、舅や姑と同居することを考えてください。それならば、二人の間の気ぜわしさがいくらか和らぎ、救いのある家庭となる可能性があります。

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木星人
vs
水星人

この組合わせの相性は、本来なら<水と油>です。つまり、水星人は、クールな利己主義者で、“結婚よりは恋愛”“結婚しても浮気大好き”という典型的なプレイ派です。家庭運に恵まれず、また、子どもを持つと衰運に向かう星回りの持ち主でもあります。一方の木星人は、石橋を叩いて渡る堅実な性格で、努力と忍耐の人生を地でいく、古き伝統を重んじるタイプです。家庭運もあり、子どもができるとさらによくなるという星でもあります。

この二人が“対等な関係”でつきあうと、百パーセント、うまくいきません。ところがこのカップルは、男女の性別と、どちらがリーダーシップをとるかによっては、理想的な相性となるケースがあります。第一には、<木星人の男性>→<水星人の女性>で、木星人の男性がリーダーシップを取ったとき、すなわち亭主関白の家庭になったときです。木星人の男性が亭主関白で、それに水星人の女性が付き従っていくという形なら、これはもう理想的なベストカップルとなります。そして、これに次ぐのが<木星人の女性>→<水星人の男性>で、木星人の女性が家庭の実権(サイフのヒモ)を握ったとき、すなわちかかあ天下になったときです。

その理由を説明しましょう。一般に水星人と木星人を並列に並べたとき、水星人は木星人の影響をとても受けやすい性質を持っています。このカップルを見ると、だいたい木星人の強引さ、粘り、執念によって、水星人が引きずられる形で結婚しているケースがほとんどです。

木星人の男性が、水星人の女性を妻にした場合、木星人の重厚さが影響して、水星人のキラキラ感が、すりガラスを通したような穏やかな光り方に変わります。表面だけでチャラチャラしていた軽さが、内面からにじみ出る美しさに変わり、しっとりとした落ちつきが出てくるのです。そのうえ、木星人の亭主は、水星人妻のソフトムードの感化され、ヤボったさ、泥臭さが薄れていきます。すなわち、外に向かう前進力が出てくるのです。

もう一つ木星人の女性がかかあ天下となるケースはどうでしょうか。このケースでも、木星人の女性のほうが水星人の男性に影響力を行使し、いつの間にか木星人の妻はかかあ天下に、水星人の亭主はムコ養子のような感じに、自然になっていきます。そして木星人の妻が財布のヒモをしっかり握って家庭を守り、水星人の夫は外に出てお金を稼いでくるという、これはある意味で、旧来の日本人が理想とする構図となるわけです。

ところがこのケースでは、問題が一つあります。それは、妻のリーダーシップ、かかあ天下ぶりをどの程度にとどめておくのか、という亭主操縦術のカンどころの問題です。ある程度までは水星人の亭主の“浮気グセ”を大目に見てやるのか、それともがっちりと尻の下に敷くのか、ひじょうに微妙な問題と言わざるをえません。もしブレーキを掛けすぎると、水星人の亭主の発展性、前進力を殺ぐことにもなりかねないからです。

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水星人
vs
水星人

この組合わせは、友人や恋の関係、あるいは仕事のパートナーとしては、大いにけっこう、ただし結婚は凶です。水星人同士は、出会った瞬間からフィーリングがピタッと合います。ツーといえばカー、いうところの“あうんの呼吸”で、まるで自分自身がもう一人そばにいるような錯覚さえ覚えるはずです。二人が若いカップルなら、見るもの、聞くもの、感じるもの、すべてが新鮮に輝いています。

出会った瞬間から華やかで、おもしろおかしく、十年来の恋人同士のように話がはずむことでしょう。しかも水星人自身が、もともと華やかでキラキラと輝いています。そのうえ、クールな利己主義者です。ですから、そういう二人がペアを組めば、世界は二人だけのためにあるような華やかな雰囲気をかもしだして、まわりの人の羨望を一身に集めるでしょう。

しかも水星人は、財運は抜群ですから、ことお金儲けに限定すれば、二人の力が相乗効果をもたらし三倍にも五倍にもなり、おもしろいようにお金が入ってくる可能性があります。それに水星人は“初代運の星”つまり、一旗揚げる運を持っていて、新しく家を興したり、新しい事業を始める力があります。その水星人同士の組合わせなら、さらに、急速な発展が可能で、軌道に乗せやすいといえます。

ただし、たがいに開拓精神が強すぎて、ブレーキ役を果たす人がいませんので、成功率も高い半面、一つつまずくと、そのまま歯止めなく大転落する危険性もあります。そのうえ、事業が成功しても、そうやって儲けたお金は、たぶん二人の楽しみのために使われることはないでしょう。すなわち、“初代運の星”の水星人コンビは、稼いだお金や蓄えた財産を、そっくりそのまま子ども(二代目)や孫(三代目)、あるいは後継者に残し、自分たちは身一つで逝く……という運命なのです。

だだ、この二人が夫婦の場合、ともに白髪になるまで夫婦生活をまっとうできる可能性は、ひじょうに低いと言わなければなりません。たいていの場合、この組合わせの結婚は途中で挫折し、離婚するか、結婚生活はつづいても二人の心の中は離れ離れ、という味気ない夫婦生活を送ることになるでしょう。

いずれにしても、平坦で起伏の少ない安静な状態を維持することはむずかしく、水星人同士の晩年は淋しいものになります。遊ぶぶんにはいいが、結婚は避けたほうが無難――水星人同士の相性を一言でいうと、そういうことになります。

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運気の解説
運気 解説
種子
(しゅし)

文字どおり、十二年のサイクルでめぐる運気がスタートするときです。恋人、友人を問わず、この時期に知り合った人は将来、あなたにとって大事な人になるでしょう。また、経済面や人生設計の面でも、この時期に始めた仕事、就職した職業は、将来、大きな実りをつける可能性を秘めています。すべての面で、自分の運命が、よい方向に回転を始めるときです。小規模ながらも、将来のための布石を打っておくことをおすすめします。結婚、就職、転職すべて吉。とはいえ、運気はようやく好転し始めたばかり、ことを焦って、将来を決定する種に傷をつけないよう、細心の注意を払うことも忘れないでください。

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緑生
(りょくせい)

運気が動き始めました。大地に蒔かれた種が芽吹き、根を張り、グングン成長する時期です。愛情運も強く、この時期に得た愛情は、まず本物と思ってよいでしょう。財運、仕事運ともに上昇します。ですから、この時期は、あらゆる新しいものに飛びついて、それをはぐくみ育てていくとよいのです。しかし、芽吹いたとはいえ、その運気はまだひ弱です。ちょっとした不注意な行為や環境の変化が、せっかくの芽をポキッと折ってしまうこともあるので、くれぐれも自重が肝腎です。この時期には、いくらでも新しいチャンスが訪れますが、同時にそれは、とてもたやすく折れ去ることもあるのです。

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立花
(りっか)

ここで、今後十年間の基本的な運気が決定づけられます。この時期に得たものは、それが異性であれ、財産であれ、生涯不動のものとなります。家を買ったら、その家を手離すことはありませんし、家庭を得たら、かならず幸せになれます。<立花>は、ものごとを決定づけ、強調する運気です。したがって、逆にこの時期に、財を失うことや人からの不信を買うようなことをすると、それが決定づけられてしまいます。この時期は、十二年の周期のうちで、運気の指針を決定する重要なターニング・ポイントであるので、ある意味では、この<立花>の年が、十二年のうちでもっとも大事な年ともいえるのです。

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健弱
(けんじゃく)

字のとおり、健康面に問題が発生しやすい小殺界です。決定的に悪い年というわけではありませんが、といってむやみに新しいことは始めないでください。この時期は<種子>以来たまってきた疲れをいやす時期なのです。健康面、経済面に多少の支障が出ます。無理をすると、これから先、悪い影響を残すことも考えられます。とにかくこの<健弱>の時期は、体内に溜まった毒素や、無理から生じた疲れ、エネルギーの老廃物を体から吐き出し、これまでの反省と今後への展望を考えましょう。愛情運も、ここでは無理な押しはやめ、一度、間隔を置いてみることをおすすめします。かならず、次へのステップになるはずです。

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達成
(たっせい)

これは目的達成の<達成>。自分の望むことが、思うようになります。愛情運、家庭運ともにギラギラと輝く真夏の太陽のように最高潮に達し、すべてが順調に運びます。<立花>のときに果たせなかったものごとは、ぜひ、この時期に完成するようにしてください。また、<立花>のときに決定づけられなかったことは、この時期に再チャレンジしてください。あなたの運気は、十二年周期の中で最大限に熟しています。経済的にもひじょうに快調で、収穫はもう少し先に延ばすとしても、花をつけ、実が実るのが手に取るようにわかり、仕事がもっとも楽しい時期です。積極的かつ大胆に決断、行動しましょう。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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乱気
(らんき)

草木の生命活動が、もっとも盛んな夏は、また日照りや台風に泣かされる時期でもあります。同時に、動物にとっては一種の中だるみ、夏バテになることもあるでしょう。そういう意味で<乱気>は運気の小休止期間、中殺界です。いろいろなトラブルがあなたを襲いますが、とりわけ精神的に不安定となり、ふだんのあなたからは考えられないようなうっかりミスや、理由のわからない気の迷いを生じます。また、他人にも迷惑をかけます。新たなことを始めてもカラ回りするだけですから、この時期の移転や開業、就職、転職は禁物。結婚もいけません。一年待って<再会>の時期にしてください。

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再会
(さいかい)

いままで上手に歩んできた人は、ここでもう一度、大きなものごとの種蒔きができ、それはあとで大きな実りをもたらします。十二年周期を三年単位で見たとき、もっとも運気の高まる三年のスタートの年、ことを仕掛け、行動を起こす絶好のチャンスがここです。この時期は、それまで仕掛けて失敗したことを挽回するのにも、もってこいです。愛情面でもやり直すよい機会で、昔別れた恋人との再会や、かつて仲たがいした友人との修復もスムーズに運びます。おもに人間関係のうえで大きな収穫が得られ、就職、転職、開業、移転などは、すべてこの時期にすべきでしょう。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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財成
(ざいせい)

ズバリ、経済面での実りの時期です。やることすべてがお金になる絶好期だと思ってよいでしょう。仕事も思うぞんぶん、どんどん進めてください。少々のミスなど問題になりません。何をしても大きな成功に結びつきます。サラリーマンの方なら、望外の出世も不可能ではなく、思っても見ない大プロジェクトをまかされたりします。愛情運、家庭運も最高潮に達し、経済的にも何ひとつ不自由のない生活が送れます。なにしろ、黙っていてもお金のほうからあなた目がけてやってくるような、十二年に一度だけ訪れる蓄財の年です。何はばかることなく、おおいに稼ぎましょう。ただし、この年の運気は、人との別れめも生じます。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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安定
(あんてい)

充実し、熟しきった黄金のときです。人生の果実を味わう時期といえましょう。すべての成果を克ち取って、心ゆくまで優雅に充実した生活を送るように心がけてください。ただし、目の前に大殺界が待ち受けています。ここでは、けっして新たに事を起こそうなどと考えてはいけません。やるとしても、次の種蒔きを考え、また、それまでの自分の活動を振り返って内省することです。このあと、いよいよ“人生の冬”がやってきます。力ずくでがむしゃら押しまくることはせず、ゆっくりとリラックスして、この九年間の人生を静かに顧みながら、きたるべき嵐に備えてください。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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陰影
(いんえい)

冬がやってきました。大殺界の始まりです。いっさいの運気が急激に衰え始めます。今まででは考えられなかったようなトラブルやミスが相つぎ、すべてのものごとがうまくいかなくなります。とくにこの時期は、人から裏切られ、だまされるなど、対人関係が急激に悪化します。それにつられ、自分も人を裏切り、だまし、傷つけ、たがいに醜い争いに巻き込まれたりしがちです。人も自分も、ともに信じられなくなり、あなたがあなたでなくなります。仕事運、愛情運、家庭運のいずれもが衰退の一途をたどり、心休まりときがありません。人を呪い、世をうらみ、ノイローゼ気味になるのもこの時期です。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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停止
(ていし)

大殺界のど真ん中、すべてがカラ回りし、完全に八方ふさがりの状態となります。仕事も、ここでは新たな成果は期待できません。運気も、ゼロを通り越してマイナスとなっているからです。過去の遺産を食いつぶして生きるしか方法はありません。それまでに何らかの財を成せなかった人は、健康や生命を損ない、また身内のもっとも大事な人を失う可能性もあります。新しいことはいっさいタブーなのですが、不思議とこの時期に、転職や離婚など、悪あがきをしたくなるものです。もちろん、その結果はすべて凶。金銭運もゼロですし、この時期は何もせず、ただおとなしく耐え忍ぶ意外にありません。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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減退
(げんたい)

冬来たりなば春遠からじ、三年つづいた大殺界最後の年で、この時期さえ耐え抜けば、再び春がめぐってきます。とはいえ、まだ目に見えるほどではありません。じっと我慢してください。この時期には、身内や知人の不幸が相つぎます。ときには自分の生命も危険になります。何はともあれ、現状を維持して動かないでください。職業も変わりたくて仕方ないときですが、ここで動くと決定的な敗北となります。愛情運、金銭運ともゼロ、というよりこの時期には、今まで身につけたものをすべて吐き出し、ゼロとするのがよいのです。ここで出し惜しんでいると、運気はマイナスになり、翌年の<種子>の運気も損ないますから要注意。蓄えたものを使いきって吉なのです。

「新★自分を生かす相性・殺す相性」著:六星占術 細木数子より抜粋
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