土星人の占命盤(下図2、3)を見てください。陽(+)の人も陰(−)の人も共通して“大殺界”になっているのは「戌」「亥」です。これは天地と東西南北でいうなら中央(地)となります(図1)。
これは何を意味しているのかといえば、中央は「家系の流れ」「現在」「自分の心を支えてくれるもの」です(図1)。中央が”大殺界”になっている土星人は、だからこそ、家系の流れが止まっており、現在の生活に満足することができません。また、自分の心を支えてくれるものがないということになります。
土星人は、物質の世界ではなく精神の世界に住んでいます。また、理想が高く、現状に満足することがなかなかありません。そうでないと怠けてしまうところがあり、これはむしろ天佑ともいえます。
また土星人は人一倍、責任感が強く、“筋”を通さなければ納得できません。ですから、一度頼まれた仕事は、体をこわすようなことがあったとしてもやりとげるでしょう。しかし、そうしたものが高じるあまり、周囲からは融通のきかない頑固者と思われてしまいがちです。かといって、周囲の評価を気にして、そうした考えを変えるかといったら、そういうことはまずありえません。
さらに土星人は、家系の流れを受け止められない、つまり先祖の恩徳が少ない面があります。むしろ、そのことを生かして、先祖が残したものにとらわれることのない、まったく新しい世界、家風をつくったほうがいいともいえます。そうした生き方を貫くことによって、土星人の運命のエネルギーは完全燃焼し、幸せを一身に受けることができます。
潔癖な土星人は、人付き合いが苦手です。そのかわり孤独に強く、だれの干渉も許さない“自分の世界”を持っています。ですから、一匹狼的色彩の濃い職業が適しています。その場合、まったく目新しいものをつくるより、何かにヒントを得て、それに独特の加工をほどこすのが得意です。
理知的で向上心の豊かな異性に心ひかれる傾向が強い土星人ですが、プラトニックな関係で終わってしまうことも少なくありません。これは、相手が考えていることをあれこれ深く考えすぎるためです。